就活にTOEICは必須ではありませんが、持っていると有利に就活を進めることができます。
企業は英語力がある学生をより求めている傾向があり、英語のスキルをエントリーシートに記載させる企業が増えてきています。
就活生の中にはTOEICの点数が高くて、英語力には自信があるという人もいれば、TOEICを受験したことがなく、英語力なんて全くないという人など、様々いると思います。
果たしてどれほど重要なのか、高スコアを取らなければならないのかと気になるところでしょう。
英語力が就活で有利になる理由とは?
1.グローバルな人材を求めている
企業の業績アップや成長には英語ができる人材が必要だからです。
日本国内だけでビジネスだけでは業績を伸ばしていくのが難しいため、海外でビジネスを進めていく必要があり、当然英語でコミュニケーションを取ることができる社員を揃えておかなければなりません。
人材の育成には時間がかかるので、企業は最初から英語ができる人材を求めています。
商社や外資系企業など、海外とのビジネスをしている会社では、上司が外国人であるケースが多いです。
日本語しかできない社員を雇うと、海外での仕事どころか社内のコミュニケーションすらうまく取れない可能性があります。
将来、商社や外資系企業などに就職したいと考えているのであれば、英語力を鍛えておく必要があります。
2.英語力を採用基準に加えることで一定以上の人材が確保できる
英語力を採用時の基準に加えると社員の能力や将来性を判別しやすくなると企業の多くが考えています。
企業が時間とお金をかけて採用活動をするのは、優秀な社員が欲しいからです。
しかし、多くの就活生の中から能力や性格を試験や面接などの短時間でチェックすることはかなり難しいのです。
ただ、英語力を基準に加えることで、一定以上の人材を選別することが可能になります。
英語のような外国語を一定以上のレベルで身につけるためには、継続した基礎学習をしなければなりません。
日常的に英語を使う機会のない日本で英語ができる人材は、一定以上の努力をしてその能力をもっていることになります。
学生時代に時間を使って勉強できる人なら、仕事の勉強も忍耐をもってできるでしょうし、スキルアップにも意欲的な可能性が高いという評価ができるのです。
英語の資格はTOEIC重視?
近年の採用試験において企業が重視しているのは、英検よりもTOEICです。
TOEICはリスニング、リーディングの2つのセクションに分かれており、10~990点のスコアで結果が出ます。
企業ではTOEICを受けていることを前提としているところ多くあります。
グローバル化を目指している企業においては、TOEICを受けていないこと自体、マイナスイメージを与えてしまう可能性があります。
現時点で高いスコアが取れていなくても、履歴書やエントリーシートにはTOEICのスコアを書き、これからスコアアップを目標に努力しているということを企業にアピールするべきです。
企業はTOEICをどのように位置づけているのか?
就活においてTOEICの存在感が高まっており、先輩から「就活するならTOEICぐらいと受けておいたほうがいいよ」といわれている人が多いのではないでしょうか。
そこで気になるのは企業がどの程度TOEICスコアを取れば評価するのかということになります。
TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が実施した調査によると、上場企業の3割程度が「採用時にTOEICスコアを参考にしている」、そして、4割程度が「参考にすることがある」と答えています。
つまり、7割程度の企業がTOEICのスコアを評価の対象にしているということです。
ただ、TOEICは就活において必ず必要というわけではなく、TOEICスコアを必須条件として掲げている企業は外資系や一部の大企業のみです。
TOEICは就活に絶対必要な資格というよりは、他の人と差をつけるために使われる資格ということが出来るでしょう。
履歴書に書くTOEICスコアは600点以上が望ましい
履歴書に書けるTOEICのスコアとはどのくらいなのでしょうか。
一般的には2年以内のもので、600点以上であれば望ましいとされています。
もちろん600点未満のスコアであっても書いてはいけないというわけではありません。
何も書かなければTOEICを受ける努力もしなかったのかと思われてしまうわけですから、書かないよりは書く方がよいでしょう。
なお、外資系や大手企業で、英語が必要とされる企業の中にはあらかじめTOEICについて言及しており、募集要項にスコアを明記している場合もあるので、事前に確認しておく必要があるので注意しましょう。
TOEICの高スコアだけで就活が有利になるとは限らない
TOEICのスコアを就活でアピールするとき、認識しておいて欲しいのが、あくまでも英語は言語のひとつであるということです。
英語が話せるというだけでは、アピール材料としては不十分です。
英語が話せる人であれば、留学生や海外の人材など数多くいます。
企業は英語力が仕事の出来のすべてを決定する要素とはみなしていません。
企業が求めているのは、英語を身につけるためにどのような努力をしたのか、英語を使って何をしたのかといった経験、英語をどのように仕事に生かすかといったきちんとした考え方を持った将来性のある人材なのです。
就活に必要なのは、企業が求めている人材なのかどうかということです。
英語が得意でも、英語力を求めていない企業にそのアピールだけをしていても残念ながら評価には繋がりません。
企業がどのような人材を求めているのかを知り、英語力を必要としている企業であれば、英語力を身につけるためにどのような工夫や努力をしたのかなど、効率的な方法を考えて実践したというアピールができれば、仕事に通じるものがあり、評価のポイントとなるでしょう。
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