会社での理不尽なことに耐えるべきか?|どう対処すれば良いのか?

就職・転職

会社員として働いていると職場によって様々ですが理不尽なことがあります。上司とのやり取りが納得いかない場合や社内ルールなどがあります。実際、会社勤めをしている知人から職場の愚痴を聞くこともあります。

たとえば、作業効率を無視したような「計算はエクセルのマクロを使わずに、ちゃんと手打ちでやれ」など。どう考えてもおかしなルールですが、職場の慣習になっていると「おかしい」と反論できないのが現状です。

しかし、このようなことに関しては職場環境の改善につながるようにおかしなことには声を上げて変えていったほうがよいことが多くあります。

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会社で起こる理不尽なことの代表例「サービス残業」

会社で起こる理不尽なことの代表が長い残業時間です。日本は世界と比べても労働時間が長いです。国が36協定などで、残業時間を減らすよう企業側に指導していますが、それでも残業時間問題が解決することはありません。

対外的に労働時間を少なく見せるためにタイムカードを切らせてから働かせるサービス残業などの姑息な方法で逃れたりするケースが多く存在しています。

このように、日本の多くの会社には「残業が当たり前」、「残業代を払わない」、「残業時間を記録に残さないでサービス残業をさせる」などの悪しき慣習があります。これらは当然変えるべきことなのです。

離職率の高い職場にある慣習も見直す

サービス残業が横行している組織にありがちなのが長時間労働をする人は仕事ができるという価値観の蔓延です。誰かが定時で帰ろうとしたら、「暇なのか」「周りが頑張っているのになぜ先に帰宅しようとしているのだ」と説教する人たちです。

こうやって圧力を加える上司がいる組織では、おかしな習慣が根付いています。

また、圧力を加える上司がいなくても、このような組織が会社内にあれば、無言の圧力で帰宅しづらい雰囲気を作り出し、誰も帰宅できない状況を生み出してしまう不幸な事態が起こります。

これは、周りと同調することをよしとする日本人のよくないところです。しかも、このような組織では残業時間の多さが評価基準となり、効率の良さは全く評価されません。

本来であれば、残業をせずに効率良く仕事をする社員が評価されるべきで、長時間残業の人が「がんばっている」と見なされ高評価となってしまいます。このような組織では、サービス残業以外にも悪い習慣が根付いていることが多くあります。

強制参加の飲み会

飲み会が好きな人は、なんとも思わないのですが、人によっては職場の飲み会が強制参加であることに憤りを感じる人もいます。その飲み会では、上司や先輩に気を使って、お酒を注いだり、料理を取り分けなければなりません。

さらに、一杯目はビールを強要される、お酒を飲めないのに無理に勧められるなど、このようなことに不満を感じる人もいます。

上司に気に入られる人が出世する

仕事のできる人が評価されず、上司に媚を売ってうまく人間関係を築く人が評価され、出世していく慣習もあります。ハッキリとモノを言わずに、上司の決定に素直に従う人が評価され、出世していく事例が数多くあります。

たとえば、新規事業で赤字を出したのにも関わらず、上司の決定に素直に従ったとのことで、マイナス評価にはならず、決定した上司も責任を問われないケースや仕事の成果もなく、上司の媚びを売り、カバン持ちに徹して出世するなど、さまざまなケースがあります。

人事評価については、ある程度寛容にならなければなりませんが、過剰なほど個人がひいきされている場合は、声を上げる必要があるでしょう。

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技術部門が評価されない

IT系の会社で創業者が技術を知らない会社に多いのですが、評価されるのはプロデューサーなど非技術系の職種というケースもあります。

アプリを作ってそれが大ヒットしたとして、本当はエンジニアやデザイナーの活躍があったにも関わらず評価されるのは、プロジェクトをディレクションした人やプロデューサーになってしまうのです。

技術は目に見えにくいもので、やはり指示を出していた人間に注目が集まってしまいます。

理不尽な慣習には声を上げていこう

これまで紹介してきたおかしな社内の慣習には、我慢してやり過ごすことも必要ですが、過剰なサービス残業のように、違法の疑いがあるようなことに対しては、行動を起こしていかなければなりません。

また、くだらない慣習を否定する価値観はもっと前面に出した方が良さそうです。今の日本のおかしな労働を変えるには、空気を読まずに主張していくことが必要です。それは理にかなった主張なので、きっと大多数の幸せに繋がるはずです。

クレジットカードを契約させるおかしな慣習を終わらせたケースも

実際、思ったことを発言し、おかしな習慣を壊した例もあります。それは、ある大企業での出来事でその会社には新人の伝統として、クレジットカード契約数のノルマを課すというおかしな慣習がありました。

しかし、新人がそれを拒否し、ノルマ件数が減ったそうです。この例からもわかるように思ったことを発することによって、おかしな習慣は変わる可能性があります。

理不尽な環境に耐えられなくなったら

行動を起こしても職場が変わらない、そもそも行動しても無駄と考えているのであれば、見切りをつけて転職を考えましょう。たとえば、優良製造工業の会社では計画的な生産計画を立てているので残業がなく、休みも国内トップレベルです。

社員に理不尽な社内ルールを押し付けないため、満足度が高く、離職率が低い会社です。こうした隠れた優良企業は、意外と眠っていますが、見つけるのは容易ではありません。ネットだけに落ちている情報ではありません。

このような情報を得るのに適しているのが転職エージェントの利用です。転職エージェントでは、求職者の性格や不安に感じていることを踏まえた上で、適性に合った求人を紹介しています。

また、自分では調べにくい詳しい業務内容や企業の風土などの情報を得やすいなど、メリットが豊富です。転職エージェントによっては、面接対策や応募書類作成のアドバイスを行い、求職活動を全面的にサポートしてくれるため、一人で転職活動をするより効果的といえます。

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