就職・転職

アルバイトから正社員になれる?|正社員登用制度有の実態と落し穴とは?

投稿日:2017年10月2日 更新日:

求人情報や求人票を見ると「正社員登用制度」というワードが目につきます。

高校・専門学校・大学・大学院を卒業して就職活動中、もしくは、現職から別の仕事に就こうと転職活動をしている人であれば、求人広告等で就職先を探した際などに見たことがあると思います。

正社員の求人が少ない昨今、正社員になれるかもしれないと期待して「正社員登用制度」がある会社でアルバイトを考える人も多いと思います。

「正社員登用制度」とはどのような制度なのでしょうか。

一見すると希望に満ち溢れた制度のように感じますが、実態は様々な落とし穴があり、将来的に問題に発展することも多いので注意が必要です。

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正社員登用制度とは

契約社員やアルバイトなどの雇用形態から、正社員へと転換する制度のことです。

たとえば、契約社員として入社し、1~2年勤務したのち昇格試験などを合格したら正社員になれるというようなケースが該当します。

正社員になれば、より責任のある仕事やポジションにチャレンジできるようになったり、給与が上がったりする場合もあります。

【正社員のメリット】

  • 雇用期間に定めがなく、定年まで働ける可能性が高い
  • 昇給や賞与、昇格の機会があり、収入アップできる
  • レジャー施設を優待価格で利用できるなど福利厚生が充実している
  • 研修や資格取得支援など、スキル向上を図れる機会が多い など

非正規から正規雇用への転換が進む

厚生労働省がまとめた2016年版の「労働経済の分析」(労働経済白書)によると、2015年の雇用者数は45万人増の5,640万人となっています。

特に女性の雇用者数の伸びが顕著になっています。

産業別では特に「医療、福祉」において、27万人増となっているのが目立ちます。

また、正規・非正規の増減に関しては、男女計では55~59歳、60~64歳で人口減少しているにも関わらず、正規雇用労働者の増加が見られ、男性は60~64歳、女性は30~34歳、55~59歳、60~64歳で人口減少に関わらず、正規雇用労働者が増加しています。

また、非正規から正規雇用への転換をみると、2015年平均では2014年平均と比べて減少しているものの、引き続き転換が進んでいます。

「正社員登用制度」の実績と条件は面接で確認する

「正社員登用制度」とは、アルバイトやパート、契約社員など非正規雇用社員が正社員へ移行できる制度のことですが、法律で条件や定義などが決められているわけではありません。

企業により条件が異なり、一定期間を経るとほとんどが正社員に登用される場合もあれば、全くない場合もあるといいます。

おおまかに以下のようなパターンに分かれるようです。

  • 社員登用は行っているが、職場の過酷さゆえに社員登用希望者がいない
  • 形式上は社員登用を謳っているが、実際に採用する気はない
  • 社員登用はしているが、多くの社員の中から数%なのでごく一部の人だけ
  • 社員登用はしているが、正社員よりも実績を出している者が対象
  • 実際に社員登用を行ったが登用した社員が皆、期待ほどの成果を挙げられなかったので、現在は慎重に選考を行っている

正社員登用のハードルはかなり高いということを認識しておきましょう。

それでもチャレンジする場合に求められるのは、「正社員以上のパフォーマンスを発揮すること」だといわれています。

これを厳しいと捉えるか、チャンスと捉えるかは人によって異なりますが、大切なのは入社した企業に利益をもたらす活躍をすること。

覚悟を決めて、自分の仕事に全力で取り組むことが重要です。

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正社員登用制度が多い職種

正社員登用制度を採用している職種は、ある程度絞られています。

外食産業やカラオケ店、ガソリンスタンドなどが多いです。

ある意味、専門性の低い職業なので給与面では満足できない可能性もありますが、こうした業界ならば正社員への道があります。

他にも以下のような職種でも正社員登用制度が多いようです。

正社員登用制度が多い職種(例)
営業 営業事務(アシスタント)
訪問販売員 受付係
カスタマーサポート テレマーケティングスタッフ
アドバイザー プランナー
販売員 機械オペレーター
ドライバー(運転手) 清掃員

求人内容によっては正社員の可能性があることも

求人などを見ていると、同じ仕事内容でもアルバイトの募集と社員の募集を同時に出していることがあります。

このような求人内容の場合、アルバイト採用から正社員への採用を行っている可能性が高いです。

正社員登用に近づく仕事のしかた

非正規雇用の人が正社員として働くまでに必要な期間は、だいたい3年のようです。

同じ職場で3年ほど働いていると上司から正社員登用の打診があり、それを承諾すると登用試験を受けられます。

3年という期間はあくまでも目安ですので、会社によっては数ヶ月で正社員登用されたというケースもあります。

非正規雇用から正社員登用に近づくためには、日々の仕事のしかたも工夫する必要があります。

まず、社員との協調性を大切にすることです。

特にチームワークに重きを置いている会社の場合、協調性があり、チームを大切にしながら成果を上げられる社員の存在は貴重です。

きっちりとした挨拶ができることや、情熱を持って真面目に仕事をするという姿勢は、どのような業種にも求められることです。

また、早く正社員になりたいからといって焦ることなく、目の前の仕事をきちんと正確にこなしていくことが評価につながります。

上司や同僚に対して、報告・連絡・相談をしっかりと行っていくことで、仕事の効率は上がります。

特に、分からないことを分からないまま放っておくことは避けるべきです。

分からないことは上司や同僚に相談して、明確にしていく必要があります。

入社直後は、誰でも仕事に慣れないことに戸惑います。

しかし、報告・連絡・相談を小まめに行うことで、仕事内容の理解も深まっていきます。

このような小さな積み重ねが社内のチームワークをよくすることにつながります。

会社にとって欠かせない存在となることが正社員登用に近づくためには必要です。

正社員登用を狙うならまずは企業選びが重要

社員登用制度は非正規雇用者から優秀な人を引き上げるため、労働者や会社にとってもメリットのある制度です。

特に会社にとっては既に仕事の働きぶりを把握しているので、会社内での実績のない一般採用者よりも会社の価値を高めてくれる可能性が高く、メリットがあるといえます。

しかし、法律できちんと制定されていないため、企業が悪用してしまっている現実もあります。

正社員登用制度は自社ルールが通用するので、面接時にきちんと質問して、念書を作成してもらいましょう。

それが難しい場合は、転職エージェントに頼るもの一つの手です。

積極的に正社員登用制度を利用して、安定した生活を手に入れましょう。

他の企業を受けてみるのもあり

仕事に対する姿勢が評価されて適用されるのが正社員登用制度ですが、責任のある仕事に携われないアルバイトは評価対象に含まれないことが多いといえます。

その場合は他の企業で正社員の採用面接を受けることです。

アルバイトから正社員になるのは難しいと思われがちですが、実際はそうではありません。

しっかりと戦略を立てれば正社員になることは可能です。

その際正社員の求人探しで気をつけるポイントは「未経験OK」の記載があるうかどうかです。

未経験者を歓迎している求人であれば、経験がなくても採用される可能性が高くなります。

また、業種などにもよりますが、接客業や作業系の職種ではやる気や熱意に重きを置いている場合が多く、意欲次第で経歴をカバーできるかもしれません。

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