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火災保険加入時の保険会社と代理店の選び方

投稿日:2018年10月2日 更新日:

火災保険は、住宅の火災による被害を補償する損害保険の一種です。この火災保険ですが、生命保険や医療保険とは異なり、自分で選んで入ったという記憶がない方が多いのではないでしょうか。

その理由は、住宅購入時に住宅ローンとセットで加入するケースや、賃貸を借りる際に家主指定の火災保険に加入するケースが圧倒的に多いためです。

火災保険の加入は、必ずしも銀行や不動産会社が勧めるものに加入しなければならないという決まりはなく、他の保険と同様に、自分で商品を選び、補償内容を決めることが可能です。 自分に必要な補償を確保しつつ保険料を大幅に節約することができます。

火災保険の加入方法

一般的にマイホームを購入する際には住宅ローンの契約と一緒に火災保険に加入します。火災保険を販売しているのは、損害保険会社、保険代理店、銀行です。一般的には保険代理店を通じて契約することが多く、損害保険会社が保険を直接販売することはほとんどありません。

これに対して銀行は、数年前から単なる販売業務のほけ、販売代理店業務もできるようになっています。販売業務と代理店の大きな違いは、代理店の場合は保険会社の代理店として、契約者と保険契約を結べるという点です。

事故が起こった場合、代理店が調査などを行うなど、契約者に対して一定の責任を持つことになります。

加入方法としては、以下の3パターンがあります。

  • 契約者が自分で代理店を選ぶ
  • 住宅ローンを借りた銀行系列の代理店で契約する
  • 住宅ローンを借りた銀行が代理店業務を行っている場合にはその銀行で契約する。

多くの人が費用を安く済ませることができる3番目の代理店業務を行っている住宅ローンを借りた銀行で火災保険契約をするという方法で利用しているかも知れません。

しかしながら、実際に火災保険料を支払うのは住宅ローン申込者ですので、契約者が自分で保険代理店を調べることも大切です。

代理店業務を兼ねて行っている銀行よりも詳細なノウハウをもっている保険代理店が見つかることもあるので、火災保険の事故処理に詳しい保険代理店を選ぶと良いでしょう。

損害保険代理店について

代理店は損害保険会社との間で代理店委託契約を締結します。代理店の基本業務は、損害保険会社に代わって、保険加入者との間で損害保険契約を締結し、保険料を領収することにあります。代理店は、代理店委託契約に基づいて、損害保険会社から手数料を受け取ります。

しかし、代理店は単に契約締結の代理を行うだけではなく、個々の契約者のニーズを的確に把握し、きめ細かい情報を提供し、適切な保険商品の選択が行えるよう助言したり、実際に事故が発生したときは、保険金の請求などに関するアドバイスを行うなどして、契約者に対するサービスも行っています。

代理店は商品知識だけでなく、アドバイザーとして、コンサルタントとしての資質が求められるので、損害保険会社が行う講習や試験を受け、個人資格を取得することが義務づけられています。

損害保険会社は各代理店について、この個人資格者数や成績などにより、特級(一般)代理店、特級(工場)代理店、上級代理店、普通代理店、初級代理店など代理店の格付けを行なって資質の向上を図っています。

また、代理店は損害保険代理業を専業とする者と銀行などの他業との兼営とする者とに分かれます。

さらに、一代理店が損害保険会社一社のみと代理店委託契約を締結している場合(専属代理店という)と複数の損害保険会社と代理店委託契約を締結している場合(乗り合い代理店という)に分かれます。

必要な補償を選別することが大切

火災保険に加入する際に気をつけなければならないことは火災保険とセットになっている補償を確認して、不要な補償は外すことが必要です。

たとえば、火災保険には台風などの水害に備える保険などもセットになっているケースが多くありますが、マンションの高層階に住む人にとっては必要ない補償といえるのできちんと補償内容を確認しましょう。

火災保険の代理店の選び方と契約時のポイント
代理店の選択 申込者が自分で代理店を選んで契約する。
住宅ローンを借りた銀行系列の代理店で契約する。
代理店業務を行っている住宅ローンの設定した銀行(支店)で契約する。
契約時のポイント 損害保険の販売を専業としている代理店を選ぶ。
不要なオプションは外して無理のない契約をする。

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