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家財保険と地震火災費用保険

投稿日:2018年11月1日 更新日:

家財保険の対象

家財保険は家財を補償対象とする火災保険です。火災保険の一種ですが、家財保険という名称は正式な商品名ではありません。補償の対象となる「家財」ですが、家具や布団などの生活必需品だけを指すのではありません。

テレビ、パソコン、デジタルカメラといった家電製品、楽器、書籍、自転車、バイク、ゴルフクラブなどの趣味の用品や貴金属など、生活に使う品物を幅広く指します。食料も家財です。

ただし、実際に補償される品目は、損害保険会社や商品により異なりますので、確認が必要になります。

家財保険を請求する際に注意しなければならないことは、補償の対象となる家財が壊れたことを証明する写真や修理する場合は修理の費用の見積書などを損害保険会社に提出しなければなりません。

補償対象が壊れて、それを証明するための写真を撮らずに捨ててしまった場合は、実損を示すものがないため保険金がもらえない可能性がありますので注意が必要です。

火災保険と家財保険
火災による損害 建物に対する損害 火災保険で補償する
家財に対する損害 家財保険で補償する

地震保険と地震火災費用保険

火災保険では、建物や家財など直接損害を受けたものを修理・復旧するための保険金と原状回復に伴い焼失・倒壊した建物の残存物取片づけ費用などの費用保険金があります。

地震保険ほどではありませんが地震による家や家財道具の損害を補償します。支払われるのは地震火災費用保険金です。地震火災費用保険金は、地震や津波、火山の噴火によって火災が起こり、家や家財道具が一定以上、焼失した場合に支払われます。

ただし、火災保険が想定していない地震、津波、噴火による損害なので、火災保険金は支払われません。この地震火災費用保険は、その費用保険金の一つで火災保険の商品によっては特約とする場合やあらかじめセットになっている場合があります。

なお、地震保険の付帯の有無は関係ありません。地震火災費用保険の内容は、地震などを原因とする火災で建物が半焼以上(20%以上の損害)、家財は、収容する建物が半焼以上(20%以上の損害)または家財が全焼(80%以上の損害)の損害を受けた場合が対象です。

補償金額は、火災保険金額の5%(300万円限度)ですから、例えば建物に2,000万円の保険金額を設定していたら、100万円が支払われる事になります。

実際には、倒壊の場合や建物半焼、家財全焼に至らない場合は、支払われませんし、この費用保険金(火災保険金額の5%)だけで建て直したりすることは難しいので、お見舞金程度に考えておいたほうが良さそうです。

現在、一部の火災保険では、地震火災費用保険を従来の5%から30%もしくは50%まで増額できるものも出ています。火災での半焼(建物)、全焼(家財)が条件となりますが、地震保険の50%と組み合わせると補償額も80%~100%となるので一考の余地があります。

また、損害保険会社によっては、火災保険と地震保険に加入し、さらに特約をつけることで地震が原因の火災による損害を全額補償する商品もあります。火災保険の種類によって、補償条件や内容が異なりますので、契約している損害保険会社に確認することが重要です。

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