英検は誰でも受験することができ、幅広い年齢層を対象としています。
英検を通して学習を重ねることで、日常会話からビジネスシーンでも対応できるコミュニケーション力を高めます。
学習の目標にすることができたり、学校で評価されたりするだけでなく、企業や実社会でも評価されるという魅力があります。
また、海外留学時の語学力証明資格にも認定されています。
資格取得のメリット
1.入試優遇・単位認定
使える英語の4技能が評価され、英検取得者は多くの高校・大学の入学試験や単位認定で優遇されています。
2.英検で海外留学
英検は、世界各国の教育機関で海外留学時の語学力証明資格に認定されています。
英検資格で、世界へ羽ばたく道が広がります。
3.入試、センター試験に対応する英語力が身につく!
英検の出題形式には、高校や大学の入試試験と多くの共通点があります。
たとえば、センター試験のリスニングテストには、会話や文章を聞いて質問に答える形式があり、英検の準2級や2級のレベル・出題形式との共通点が多く見られます。
筆記試験においても共通の出題形式が多く、英検の学習をすることでセンター試験に対応する英語力を養うことができ、まさに一石二鳥です。
4.通訳ガイド試験に役立つ!
観光庁長官が実施する通訳案内士試験(通訳ガイド試験)において英検1級合格者は筆記(一次)試験の外国語(英語)科目の受験が免除されます。
資格評価
【総合評価 34/50】
ニーズ | 7 |
コスト | 7 |
時間 | 6 |
リターン | 6 |
将来性 | 8 |
資格試験に関する概要
1.資格試験内容
○1級(推奨目安:大学上級程度)
英検の試験において最終目標となる級で、広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できることが求められます。
資格としての活用も入試優遇、単位認定、海外留学など広範囲に渡り、とくに通訳案内士(ガイド)試験の外国語(英語)の筆記試験が免除されるなど、高い評価を得ています。
- 一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)
- 筆記(100分)/リスニング(約35分)/英語での面接(約10分)
○準1級(推奨目安:大学中級程度)
最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度とされています。
社会生活で求められる英語を十分理解し、また 使用できることが求められます。入試優遇や単位認定はもちろん、教員採用試験に優遇されたり、海外留学にも多方面で幅広く適用される資格です。
- 一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)
- 筆記(90分)/リスニング(約30分)/英語での面接(約8分)
○2級(推奨目安:高校卒業程度)
準2級までしっかりつけてきた力を実生活の様々な分野で応用できる力を身につけている級で、レベルは高校卒業程度とされています。
社会生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。
入試優遇、単位認定、センター試験対策、さらに海外留学や社会人の一般的な英語力の条件として幅広く適用されます。
- 一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)
- 筆記(85分)/リスニング(約25分)/英語での面接(約7分)
○準2級(推奨目安:高校中級程度)
これまで5級・4級・3級と着実に英語の基礎力を身につけ、基本的な応用力として次の段階へつながる重要な級で、レベルは高校中級程度とされています。
日常生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。
準2級は入試優遇や単位認定をはじめセンター試験対策などメリットの範囲が一段と広がります。
- 一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)
- 筆記(75分)/リスニング(約25分)/英語での面接(約6分)
○3級(推奨目安:中学卒業程度)
5級・4級で習得してきた基礎力の集大成の級で、レベルは中学卒業程度とされています。
身近な英語を理解し、使用できることが求められます。
この3級から面接試験が加わり、話す力が的確に測定されます。
- 一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)
- 筆記(50分)/リスニング(約25分)/英語での面接(約5分)
○4級(推奨目安:中学中級程度)
英語の学習を始めて最初の目標となる5級の次に目指す級で、レベルは中学中級程度とされています。
簡単な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められます。
5級より一段上の基礎的でかつ重要な内容が出題されます。
- 一次試験(筆記とリスニング)、スピーキングテスト(インターネット上のスピーキングテスト受験サイトにアクセス)
- 筆記(35分)/リスニング(約30分)/スピーキングテスト(約4分)
○5級(推奨目安:中学初級程度)
英語の学習を始めて最初の目標となる級で、レベルはおよそ中学初級程度とされています。
初歩的な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められます。
基礎的でかつ重要な内容が出題されます。
5級は、英語学習のステップの始まりです。
- 一次試験(筆記とリスニング)、スピーキングテスト(インターネット上のスピーキングテスト受験サイトにアクセス)
- 筆記(25分)/リスニング(約20分)/スピーキングテスト(約3分)
※結果は各級とも英検CSEスコアで合否判定が行われます。
判定方法についてはこちら
2.試験概要
受験資格 | 誰でも受けられる |
資格の種別 | 民間資格 |
難易度 | 3級(普通) |
3.試験データ
受験者数 | 3,855,068人(2018年度)(実用英語技能検定、英検IBA、英検Jr. の志願者数の合算) | |
合格率 | 非公開 | |
受験料(2020年度・本会場・税込) | 1級 | 10,300円 |
準1級 | 8,400円 | |
2級 | 7,400円 | |
準2級 | 6,900円 | |
3級 | 5,900円 | |
4級 | 3,600円 | |
5級 | 3,000円 | |
試験日 | 年3回(6・10・1月)※2次試験はこの約1カ月後 |
公式ホームページ ☞ こちら
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