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稼げる資格「銀行業務検定試験」|金融関係者の昇進・昇給の必須条件に

投稿日:2020年5月26日 更新日:

銀行業務

銀行業務検定試験は主として銀行・保険・証券等金融機関の行職員を対象に、業務の遂行に必要な実務知識や技能・応用力についてその習得程度を測定することを目的とした、誰でも受験できる検定試験です。

法務・財務・税務・外国為替・金融経済・証券・信託実務・法人融資渉外・個人融資渉外・窓口セールス・年金アドバイザー・営業店管理・融資管理・デリバティブ・投資信託・保険販売・金融リスクマネジメント・経営支援アドバイザー・預かり資産アドバイザー・金融商品取引・相続アドバイザー・事業承継アドバイザー・事業性評価等の23系統36種目の試験が実施されています。

資格取得のメリット

1.資格手当が付く

資格を取得することのメリットには資格手当の存在が挙げられます。

これは銀行員に限った話ではなく、企業側が使えると判断した資格を保有している人は給料とは別途で資格手当という賃金を受け取ることが出来ます。

2.出世できる可能性が高くなる

金融関係では昇進の必須条件になっていることが多く、収入アップを目指すためには必要です。

また、出来る仕事の幅が広がることに繋がり、やはり出世が有利になります。

3.転職に有利になる

銀行員に就職できた人でも、より高収入を目指して転職を考える人もいます。

終身雇用が徐々に崩壊しつつあるため、転職に有利になることは大きなアドバンテージといえます。

今は転職する予定が無くても、今後転職する可能性もあるため、資格を取っておけば安心できます。

資格評価

【総合評価 35/50】

ニーズ 7
コスト 8
時間 7
リターン 6
将来性 7

資格取得

資格試験に関する概要

1.資格試験内容

(1)法務

融資管理3級、法務2級、法務3級、法務4級

(2)財務

財務2級、財務3級、財務4級

(3)税務

税務2級、税務3級、税務4級

(4)年金

年金アドバイザー2級、年金アドバイザー3級、年金アドバイザー4級

(5)信託・証券

証券3級、信託実務3級

(6)マネジメント

金融リスクマネジメント2級、営業店マネジメントⅠ、営業店マネジメントⅡ

(7)融資・渉外

経営支援アドバイザー2級、窓口セールス3級、法人融資渉外2級、法人融資渉外3級、事業性評価3級、個人融資渉外3級、デリバティブ3級、事業承継アドバイザー3級

(8)外為

外国為替2級、外国為替3級

(9)金融経済

金融経済3級

(10)預かり資産等

投資信託2級、投資信託3級、金融商品取引3級、預かり資産アドバイザー2級、預かり資産アドバイザー3級、保険販売3級

(11)相続

相続アドバイザー2級、相続アドバイザー3級

2.試験概要

受験資格 誰でも受けられる
資格の種別 民間資格
難易度 普通

3.試験データ

受験者数(2017年度) 約290,000人
合格率 おおよその合格率は以下の通り
2級=受験者の30%前後
3級=受験者の35%前後
4級=受験者の70%前後
受験料 3,300円~8,800円
試験日 6月、10月、3月

 公式ホームページ ☞ こちら

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