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生産技術の仕事内容、やりがい、役立つ資格、求められる人材に関するまとめ

投稿日:2017年12月26日 更新日:

製造業は機械系、電子系、化学系など、多様な分野がありますがものを作る以上はどのように生産するかを考え、実際に生産していく必要があります。工場では生産技術と呼ばれる人が計画に沿ってスムーズに作業が進んでいるかどうかを確認しています。

きちんとした計画に沿って予定通りに進めることで高品質な製品を生産することができます。その生産に対する重要な仕事としてあるのが生産技術と呼ばれる職種です。その生産技術の仕事内容や転職事情について紹介します。

生産技術とは

生産技術とは企業の製造効率を高めるための知識体系や技術体系のことを指します。製造業には管理すべき3つの要素「Quality(品質)」、「Cost(コスト)」、「Delivery(納期)」のQCDがあり、生産技術部門はコストに対して責任を負う部門です。

製品を生産するプロセスにかかわる技術が必要で、たとえどんなに性能の優れている新製品が開発されたとしても、それを採算に見合うように効率良く生産できなくては企業にとっては意味がありません。

顧客にとって必要なものを必要な時に必要なだけ、できるだけ安く、安心安全に提供する重要な機能を担います。

生産技術の仕事内容

1.生産性向上の設計・修理

生産性向上には工場設備からより多くの製品を生産する方法を考える。また、作業をより早く行うために人員をどのように配置したらよいかを考える。つまり、設備と人員を最大限に活かしたスムーズな作業方法を考えることが仕事です。

2.製造部門との連携

製造部門と設計部門の協力は、製品を計画通りつくるための大切なポイントです。生産技術は設計部門と製造部門をつなぐパイプ役になります。必要に応じて両部門の現場社員から意見を聞き、お互いの意見や考えにずれが生じている場合には改善策を考えます。

できる限り全員の意見をまとめ、何が最善策か考える仕事です。

3.生産システムの計画・具体化

在庫管理や加工技術を支援する生産システムをどのように使えば、無駄な在庫を減らせるか、より作業がしやすくなるかを考えます。システムを導入する費用と効果を考え、具体的な計画を進めるのが主な仕事です。計画を立てるだけでなく、どうすれば実現できるかを考えます。

生産技術のやりがい

工場運営の鍵を握る非常に重要であるため仕事は激務です。生産技術部門は休みが少なく、他の部署に比べて労働時間が長くなる傾向にあるので体力面でキツイです。また、設計と製造、企業と顧客、それぞれで板挟みになることがあるので精神的にもキツイです

工場経営者の社長や役員には生産技術出身の技術者が多い事実からも分かるように、そのハードな業務内容に耐えきれれば、将来十分なポジションが約束される職種でもあります。

生産技術で役に立つ資格

生産技術者マネジメント資格

生産技術者マネジメント資格は、日本能率協会が実施する資格試験です。生産技術に関わる管理する側の資格としては国内で唯一の存在です。工場などで生産技術にずっと関わっていて、さらにステップアップしたい方を対象としています。

この試験では生産技術者として必要とされるマネジメントスキルを習得した人材をCPE(Certified Production Engineer)として認定します。生産技術の幅広い知識を用いて、生産プロセスを管理するスキルを持つプロフェッショナルが認定されます。

認定される資格は生産技術者として5~10年程度のキャリアを持つ人を対象としたCPEと10年以上の経験を有する生産技術部門の管理者(あるいはこれから管理者を目指す人)を対象としたCPE-MEの2つのレベルで構成されています。

なお、CPE-MEの受験にはCPE資格を取得していることが条件となります。

(1)難易度

難易度の高い資格で合格率は50%前後となっています。この試験を受ける人は生産技術に関わる業務経験が5~10年程度ある人や生産技術の管理に必要な知識を持っている人などが対象となっています。

(2)学習方法

試験問題はCPE認定テキスト「生産技術者マネジメントガイド」から出題されますので、このテキストがメインとなります。勉強方法の選択肢が少ないため、受験を希望する人は、CPEの公式Webサイトからテキストを買うことが近道です。

(3)受験手続

CPE資格の公式サイトから申し込みをすることができます。申し込み期間がCPEは年二期、CPE-MEは年一期しかないので注意が必要です。オンラインで試験予約をする場合は、希望する試験の日時と会場を選択し、申し込みを済ませます。

その後、コンビニ等で支払いを済ませ受験票を持参して当日試験を受ける流れとなります。

(4)試験

  CPE CPE-ME
試験方式

CBT:Computer Based Testing

(コンピュータを用いた試験を採用しています)

問題形式

90分/90問

【択一問題・語彙選択問題・アンケート時間を含む】

90分/60問

【択一問題・語彙選択問題・アンケート時間を含む】

合格基準 545点(800点満点) 525点(800点満点)

生産技術に求められる人材とは

生産技術は千差万別であるため、他の業界での経験が全く役に立たないことはありません。生産技術の経験者の人が転職して来てもその経験がそのまま役に立つわけではないので、転職した会社の生産技術の考え方、製品知識など吸収する土台があれば十分対応できます。

1.コミュニケーション能力

設計や試作の段階から参加して、最適な生産技術を考えておく必要があります。ここでは綿密なコミュニケーションが必要となります。

2.CAD・CAE・PDM はしっかりと身に付ける

CAD(コンピュータ支援設計システム)・CAE(コンピュータ支援エンジニアリングシステム)・PDM(製品データ管理・設計技術情報管理システム)といったシステムが生産技術を支えています。これらのシステムを使いこなす人材は重宝されます。

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