速達郵便の送り方・出し方とは? 普通郵便との違いに触れながらサービス内容を紹介!

生活全般

郵便を出さなきゃいけないのに期限ギリギリだったことってありませんか。郵便物をより速く送り届けてくれるサービスといえば速達です。しかし、普段あまり使ってないと速達の出し方は案外覚えていないものです。

その場で郵便局員の方に尋ねることもできますが自分で詳細を理解していた方が郵便物に適した最善の送り方をよりスムーズに選択することができます。ここでは普通郵便との速達郵便の違いに触れながらサービスの紹介をします。

普通郵便と速達郵便との違い

1.料金の違い

速達郵便の場合は250gまでの郵便物であれば基本料金(普通郵便で送った時にかかる送料)にプラス250円、1kgまでの郵便物はプラス380円、4kgまでだとプラス470円の追加料金がかかります。

また、ゆうメールの場合2kgまで320円、3kgまで470円などとなっています。なお、郵便物の追跡をしたい場合は「特定記録」というオプションを付ける必要があります。特定記録はプラス160円で、この場合は郵便窓口での手続きが必要になります。

2.配達のしくみの違い

普通郵便の場合には朝回収されたものに関してはその日のうちに郵送ルートへと運ばれ、昼以降に回収された郵便物は次の日以降の郵送ルートへと回されます。

一方、速達郵便の場合、朝回収分は朝のルート、昼回収分は昼のルート、夕方回収分は夕方のルートと1日3回の郵送ルートがあるために普通郵便よりも速く相手へ届けることができます。

また、普通郵便の場合、日曜日と祝日は配達されませんが速達郵便の場合は年中無休で配達が行われます。これも速達の方が速く届けることができる理由の一つになります。

ちなみにポストへ郵便物を投函した場合には地域によって異なりますが、だいたい朝・昼・夕方の3回集配され、各地域の集配局へ集められた後に郵送ルートへ乗せられます。

その為、投函のタイミングによっては郵便局へ持ち込んで郵送をお願いするよりも相手に届くまでの日数がかかる可能性があるので注意が必要です。

相手先に届くまでの日数の違いについて

郵送する距離にもよりますが速達郵便の場合、半日から1日程度、普通郵便よりも速く郵便物を届けることができます。しかし、近場に届ける場合に限りますが朝の郵送ルートに乗せることができれば普通郵便でも速達でも届くまでの日数が変わらないこともあります。

速達郵便の出し方や送り方

速達郵便で送る方法は「郵便窓口に差し出す」、「ポストに投函する」の2つの方法があります。窓口に差し出す方が楽でオススメです。

1.郵便窓口に差し出す場合

郵便窓口の場合は郵便物(はがき・封書・ゆうメール)を「速達でお願いします」と差し出すだけです。窓口の担当者が郵便の重さをはかり、速達料金を計算してくれます。その料金を払えば、速達郵便で送ってもらえます。

郵便窓口があいていない時間帯でも24時間営業の「ゆうゆう窓口」でも送ることができます。郵便窓口やゆうゆう窓口の営業時間は、その郵便局によっても違うので急いで速達郵便で送りたいときにはホームページ等で事前に調べておくとよいでしょう。

2.ポストに投函する場合

(1)郵便物に目立つように赤線を引く

郵便物の表、縦長の郵便物であればちょうど郵便番号を記入する欄の上の部分あたりに、横幅の3分の2くらいの長さに赤い線を引いておきます。また、横長の郵便物であれば、右下の部分に縦幅のやはり3分の2程度の長さで赤くラインを引いておきます。

(2)郵便物の大きさ・重さに対する基本料金及び速達料金の切手を貼る

速達郵便ですので普通郵便の料金にプラスして「速達料金」がかかります。郵便ポストに投函して速達扱いにしてもらうためには普通郵便でかかる切手にプラスして速達料金分の切手を貼っておかなければなりません。

料金が不足すると届けた相手先から不足分を徴収することになるようですから、ここは注意が必要です。普通郵便の場合は切手代が不足している場合は差出人に差し戻されることが一般的なようです。

(3)ポストで送る場合の注意

速達郵便で送る場合は急いでいることが多いでしょう。しかし、ポストによっては回収時間が異なります。平日や土日祝日によっても回収する回数が違ったり、時間が違ったりします。せっかくポストに早く入れても回収時間が遅いと速達郵便で送っても到着が遅くなります。

速達郵便で確実に速く送りたい場合は郵便窓口での受付の方が安心です。

3.速達郵便がいつ届くのかが知りたいとき

郵便ポストに投函したけれど、いつ頃到着するのか気になることがあります。郵便物の追跡ができる「特定記録」のサービスとは異なりますが、日本郵政のホームページから速達のお届け予定日を簡単に調べられるサービスがあります。

差出地の郵便番号と到着地の郵便番号がわかれば、午前に差し出した場合と午後に差し出した場合に分けて、細かく表示してくれます。

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