誰もが充実した生活を送るのを願うことは永遠のテーマであり、叶えられているのは少数なのではないでしょうか。
人間は意志が弱く、生活を充実させるための活動に取り組もうと考えていても、だらだらとしてしまいます。
強い意思がなければ、人は堕落します。
そのようにならないためにも、充実した生活を送るためにやってはいけないことを紹介します。
行動しようとしない
一番の人生の損の原因は行動力がないことです。
何もしなければ何も起きません。待っていても何も始まらないのです。
「めんどくさがって行動しない」というのは意志の弱さが原因ではなく、意志の力で行動しようとすることは、案外「レベルの高い」ことらしいということです。
「意志の力だけでは、人間は動き出せない、続けられない」ということを大前提に置いて、「人が自然と行動したくなってしまう環境や仕組みを作ってしまえばいい」という考えに基づけば、行動できるようになるのではないかと思っています。
目標を達成するためには、「不足行動」(~したいと思っていること)を増やし、「過剰行動」(~だけど、と言い訳してやってしまうこと)を減らすのが基本となります。
重要なことは、「行動できない」と悩んでいる人は、「余計な行動をとっている」だけだと気づくことです。
では、どのように「過剰行動」を減らすかという問題になってくる。「不足行動」を増やすための方法のひとつとして、「ゲーム的要素を盛り込んだ楽しいしくみ」をつくることがあります。
たとえば、「一日に営業の電話を20件かける」というノルマを決め、それが達成できたらポイントカードにシールを貼るというような方法。
これは「報酬による行動強化」と呼ばれている。「ポイントがたまる」という小さなごほうびが喜びとなり、行動をしたくなる習性があるそうです。
「めんどくさい」行動を「楽しい」と思わせるためには、「小さなゴール」の設定も有効です。
たとえば、資格試験に向けた勉強で、「一日にテキストを10ページ進める」という目標を立てた時、「今日はやる気出ないな」ということもあることでしょう。
そのような場合は無理をせずに「2ページずつから始めてみよう」と目標を修正して、徐々にページ数を増やすという方法です。
何か実現したいことがあれば、人生を充実させたければ自分から行動する動機付けを考えてみてください。
行動を開始すれば、その過程でいろいろなものに巡り合えて、多くの新しい楽しみを発見できるでしょう。
マイナス思考
些細なことでクヨクヨ悩んだり、落ち込んだり、引きずったりしてないでしょうか。
このようなマイナス思考は何もかもダメに見えてしまいます。
不安になることでもないような問題でも大げさに捉えてしまいます。
そしてそれが続くと、何をするにしても悪いイメージしか浮かばず、行動力が次第に無くなっていってしまい、結果的に人生はつまらなくなり、損をすることも多くなってしまいます。
一方でプラス思考の持ち主はどんな障害も笑い飛ばしてしまうようなエネルギーを持っており、このポジティブシンキングを武器に恐れずどんどん突き進んでいきます。
プラス思考になることによって、行動の幅が増え、新しい出会いや発見に恵まれることでマイナス思考よりも充実感を感じることも多くなります。このように考えるとプラス思考の方がよいと感じる方も多いはずです。
人生を楽しむためにはある程度のプラス思考が重要です。
プラス思考になれば、ちょっとしたことでも楽しめるようになるし、行動力も身に付き、いろんなものに出会えるでしょう。
自分の考え方を変えてプラス思考になってみることをおすすめします。
自分の好きなことをやっていない
人生を明るくさせるためには、楽しみを享受するとともに、生きがいや仕事のやりがいなどを感じることが必要です。
それらがなければ、何のために生きているかさえわからなくなってしまいます。
多くの人は、人生の大半を仕事に費やしています。
たとえば、サラリーマンなら1日8時間で週5日勤務として、週40時間。1週間が168時間ですから、人生の約1/4もの時間を仕事に費やしています。残業の多い方なら、週5で毎日12時間労働もあり得ます。
そうなると、週60時間働くことになります。
一週間の1/3以上働くことになります。
ここから睡眠時間を除くと、自由時間はほとんどなくなります。
こんな生活でしたら、仕事が楽しくないと体が持ちません。
生きがいを感じるには自分の好きなことをやる必要があるでしょう。
趣味でも遊びでも、仕事でもなんでも自分の好きなことをやることで生きがいというものを感じることができます。
自分が本当にやりたいことは何なのかを考えだして、それに全力で取り組むようになれば、充実した人生を送ることが可能です。
無趣味
人生を充実させるには「楽しさ」というものが重要です。
人は楽しむことで幸せになります。
そして、その楽しさを得られるものの多くは趣味でしょう。
仕事人間だったお父さんが、定年退職後急に老け込んであっという間に病気になったり亡くなってしまったりした、という話を聞いたことはありませんか?
仕事以外に趣味を持たないと、退職後やることも人付き合いも急に無くなってしまいます。
その結果、頭も体も動かさずただただ生きるだけといった生活になってしまい、急激に老けてしまうことがあります。
趣味を持っていれば、そこに生きがいを見出すことができるのではないでしょうか。
朝起きた時に、「さあ今日はあれをしよう」などと思えるのです。
日々趣味から刺激を受け、体や頭を使い、新しいものを見たり人と触れ合ったりすることでいつまでも充実していることを感じることができます。
無趣味の人に比べて、ずっと健康で長生きできるに違いありません。
プラス思考で人生を楽しもう!
以上のような特徴がある人は、人生の楽しさから遠ざかるようになり、人生をつまらないと感じてしまいます。
人生を充実して楽しいものにするためには、マイナスな要素を取り除き、プラスへ向かうことが必要です。
そうすれば、趣味、仕事、人間関係など様々なものにおいて充実した人生を送ることができるでしょう。
自分の人生がつまらないと思う人は、以上の特徴に当てはまっていないかチェックし、当てはまるものがあれば考え方を変えてみましょう。
要は考え方です。考え方が変われば、行動力も増してくるでしょう。
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