ご飯を食べたあとや、寝不足の日に眠気は突然やってきます。
そんな眠気と戦っている人は多いはず。睡魔に勝つにはいったいどうすればいいのでしょうか。
睡眠不足だったり、生活リズムがボロボロだと、おかしな時間に突然眠くなったりするものです。
しかも、その眠気は、尋常じゃないほどで、我慢するのはかなり難しいといえるでしょう。
仕事に集中したい方は参考にしてください。
体に刺激を与えるなどして眠気を覚ます方法
1.顔を洗う
トイレなどに行って、職場を抜け出し、顔を洗いましょう。
顔を洗うと脳や心臓の働きが活性化し、一時的に頭が冴えてきます。
2.手を洗う
冷水であればあるほど、手に刺激を感じて眠気が覚まされます。
3.首を冷やす
冷蔵庫・冷凍庫で冷やしたものを使えば効果抜群です。
首は体温調整に重要な部分です。
首を冷やすことで全身に緊張感が伝わり、眠気がなくなります。
4.外気に触れて深呼吸をする
脳に新鮮な酸素が大量に行き渡ると疲れていた脳が元気になり、眠気が覚めます。
気分転換にもなります。
5.誰かと話す
一人で仕事に向き合う環境が睡魔を誘う原因となります。
会社内にカフェがあれば、そこで誰かと話すことができ、眠気を解消できます。
話すことが重要なので、タバコ部屋なり休憩時間を作って話してみてください。
6.目薬を差す
CM でよくあるシーンですね。
眠気覚ましの目薬は即効性があります。
7.靴を脱ぎ、足の裏を刺激する
ゴルフボールなどがベスト!
足つぼが刺激されて眠気が緩和されます。
8.ストレッチをする
ストレッチなどの軽い運動はアタマがすっきりし、目もしゃきっとします。
「足や手をグーパー」、「全身に力を入れて力を抜く」、「思いっきり伸びをする」などは席を立たなくてもできます。
飲食による眠気覚ましの方法
1.コーヒー・ドリンク剤を飲む
エナジーとリンク、コーヒー、紅茶などカフェインが含まれている飲みものを体内に取り入れると眠気覚ましに役立ちます。
ただし、飲みすぎには注意が必要です。
ちなみに、カフェイン含有量の参考値はこちらです。
- 緑茶235ml: 30-50mg
- 紅茶235ml: 47mg
- コーヒー (インスタント)235ml: 62mg
- コーヒー (豆から抽出したもの)235ml: 95mg
紅茶が意外に多いことにびっくりですね。
カフェインが眠気を覚ますことに効果的なのは有名なので、どうしても眠くてダメな時は、力を借りましょう。
2.フリスクなどの眠気覚まし商品を噛む
刺激を感じて頭が冴えますよね。
常備できるサイズなので、携帯しておくといいかもしれません。
香りが強いタブレットを噛むのも睡魔に勝つために、効果的です。
1度に5錠ほど噛めば、目がしゃきっとすること間違いなしです。
ただし、効果は一時的です。
3.ガムを噛む
噛むだけで口内が動き、脳を刺激します。
噛み続ければその時間は効果が持続します。
眠気覚ましに効果のあるツボを刺激する
1.合谷(ごうこく)
親指と人差し指の間にある骨の手前部分になります。
反対の手で押す・揉むと効果があります。
2.百会(ひゃくえ)
頭頂部(左右の耳を結ぶ線と、鼻のラインの交わる部分)になります。
指でしっかりと押してあげます。
3.風池(ふうち)
うなじの両側のちょうど外側に凹んだ部分(生えぎわ)になります。
両手の指で上へあげるように押します。
4.睛明(せいめい)
目頭と鼻の付け根の間になります。
親指と人差し指で揉んであげましょう。
短時間の昼寝でも眠気解消になる
どうしても寝られない場合(大事な会議の最中など)もありますが、寝られる環境であれば昼寝が効果的です。
- 睡眠時間は 15 分~ 20 分程度がよい
- 昼寝は昼食後から午後 3 時までの時間帯がよい
- 昼寝前にカフェイン(コーヒーなど)を体内に取り入れると目覚めがよくなる
- ズボンのベルトを緩める、靴を脱ぐ等リラックスできる状態にするよい
- 負担の低い姿勢で寝るとよい
- クッションや枕などを使うとよい
- 目が覚めたら脳に刺激を与えると目覚めがよくなる
昼休憩の時間中に昼寝ができれば、パフォーマンスが良くなります。
睡魔を避けるための予防法
仕事中に睡魔に襲われて眠くなることがあると感じているのであれば、睡魔を避けるために日頃からできる予防法がありますので実践してみてください。
実は、睡魔を避けるための根本的な解決方法は、予防法を実施して眠気がおきない状態にしておくことです。
ガムを買うなど眠気を感じてから行うよりも事前の対策で睡魔を感じることなく仕事をすることが可能になるので実践することをオススメします。
1.日光浴で睡眠サイクルを調整する
睡眠―覚醒周期のリズムには日光が影響しています。
少なくとも1日に30分は外で自然光を浴びて過ごすようにしてください。
(不眠症の場合、睡眠の専門家は朝日が出る時間に日光を浴びることをおすすめしています)
外に出て新鮮な空気を吸い、睡眠サイクルを整えましょう。
質の良い睡眠がとれていると、日中に睡魔に襲われる可能性も低くなります。
2.1日30分の運動を習慣化する
ジョージア大学の研究者が行った6,800人以上が参加した70の解析研究の結果によると、定期的な運動は、活動エネルギーを増加させ、日中の疲労を減少させるのに有効であったことを見出しました。
それは、睡眠障害を治療するために使用されるいくつかの薬剤よりも、効果的であったとのことです。
また、睡眠の質を向上させることもわかりました。
3.目の休息を取る
コンピュータの画面だけを長時間見ることは、目の疲れの原因となり、睡魔だけでなく、疲労を悪化させる原因にもなります。
定期的に数分間パソコンの画面から離れて目を休ませることも必要です。
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