仕事と技術

プレゼンテーション話し方のコツ|シンプルで実践できる極意とは?

投稿日:2018年10月27日 更新日:

会議で自分の企画を発表したり、取引先に自社の新商品を売り込んだりするためにプレゼンテーション(プレゼン)を行うことがあります。

しかし、よい企画や新商品があっても「話す」スキルが低いとセールスポイントを相手に伝わらず、商談もうまくいきません。

プレゼン中は、話し相手が理解を深めるための時間です。

心地の良い間を取れるかどうかは、話し手の最も重要な技術と言っても過言ではありません。

実は人を動かすプレゼンはそれほど難しいことではありません。

プレゼンを成功させるコツは話す順番です。

実践すれば必ずプレゼンが上達するコツを紹介します。

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話す順番を意識する

話す順番を意識すると、論理的に相手に話を伝えることができるようになります。

具体的には、「P:POINT(結論)」、「R:REASON(理由)」、「E:EXAMPLE(事例)」、「P:POINT(結論)」という順番で話していきます。

この方法は、それぞれの頭文字をとって「PREP(プレップ)法」と呼ばれます。

たとえば、顧客に自社商品の説明を行う場合の具体例を以下に示します。

この商品のメリットはお客様がこの商品を使用していて困ったときのアフターフォローの体制が充実していることです。(結論)

この商品はお客様が購入後、使い方がわからず、相談できる人がいないという話をよく聞きます。(理由)

お客様で行なって頂く、初期設定が正しく行われていないため、商品の動作が途中で止まり、仕事に支障をきたしてしまったというトラブルの話もあります。初期設定をこちらで行うことはもちろんのこと、困ったときに電話をすればすぐにお伺いできる体制になっている方が、安心してご利用頂けると思います。(事例)

そのため、この商品はお客様に満足して頂けるようにアフターフォローの充実に力を入れています。(結論)

結論では自分が伝えたいことを話します。

それを最初に持ってくることによって、自分の主張が何なのか明確になります。

次に理由を話します。

理由が次に来ることによって、なぜその意見を主張するのかがわかりやすく伝わります。

そして、事例ではその理由が自分だけでなく他の人も同じように思っているという裏付けが含まれています。

この事例によって、話に信憑性が増して興味を持つようになります。

最後に改めて結論を話すことで話の内容がグッと締まり、わかりやすく論理的な印象を与えられます。

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話し方を意識する

伝え方、つまり話し方はとても重要です。

当たり前のことですが、いくら内容が良くても、早口過ぎたり声が小さ過ぎたりして聞き取りにくければ聞き手に伝わりません。

また、プレゼンのときは特に、聞き手を引き付けるような話し方を心掛けなければなりません。

1.ゆっくり話す

人前で話すことに慣れていない人は、緊張して話すスピードが速くなってしまいがちです。

早口で話す人は落ち着きがないように見えます。

また、聞き手はそのような人に対して軽い印象を持ち、話す内容の説得力も落ちてしまいます。

逆にゆっくり話すと言葉が聞き取りやすくなります。

また、聞き手は話し手が落ち着いて、自信を持って話しているように感じ、話す内容の説得力が増します。

プレゼンでは、ゆっくり落ち着いて話すように心掛けましょう。

2.声のトーンに注意する

声のトーンに気をつけて、はっきりと話すことが大切です。

小声でボソボソと話したのでは、聞き取りにくくて、聞き手がストレスを感じてしまいます。

聞き取りやすいように声の張りに気をつけ、ハキハキと話すことを心がけるとよいでしょう。

また、時には身ぶり手ぶりを交えたボディランゲージを取り入れると、聞き手の視線を引きつけられます。

3.重要な箇所は強調する

重要な部分は、話し方を変えるなどして強調しましょう。

たとえば、声を少し大きくする、同じフレーズを繰り返す、話すスピードを落とす、身ぶり手ぶりを大きくするなどの方法が一般的です。

話し方に強弱をつけることで、聞き手の集中力が落ちていた場合でも、再び自分に引きつけられます。

4.間(ま)を効果的に入れる

プレゼンではメリハリが大切です。

そこで重要になってくるのが「間(ま)」の取り方です。

たとえば、「この商品に関するセールスポイントは3つあります。皆さんはどのようなセールスポイントがあると思いますか」と質問を投げ掛けた後、少し間(ま)を取る方法もあります。

このように語り掛ければ、聞き手がそれぞれ頭の中でセールスポイントを思い描くようになり、プレゼンに引き込まれていく効果をもたらします。

5.話すときの姿勢にも注意する

プレゼンしている人が背中を丸めていたり、ポケットに手を突っ込んでいたりしては、それがどんなに素晴らしい企画だとしても、聞いている人はよい印象を持たないため、プレゼンに引き込まれることはありません。

一般的によい姿勢といわれるような、背筋を伸ばして軽く胸を張り、少し顎を引いたような姿勢で話し続けられるよう、心掛けるとよいでしょう。

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