潰れる会社の特徴|危なくなった会社はどんな状況を経て消滅するのか?

仕事と技術

日本では毎年1万~1万5千社の会社が倒産しているといわれています。

自分が勤務している会社が経営不振で潰れてしまったりしては、たまったものではありません。

自分の会社が潰れるということを考えたことはありますか。

簡単に会社が潰れるわけないだろうと思っているかもしれませんが、大手企業でもリストラが横行し、倒産してしまう時代です。

末端の社員には会社が潰れることが分かるのは潰れた時ということもあるくらいです。

それくらいあっけなく会社は潰れてしまうものなのです。

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倒産する予兆

社内をよく観察するとその予兆はあります。

今、勤めている会社で、このようなことが起きていたら、ちょっと危ないかもしれません。

チェックしてみてください。

1.社内の雰囲気が暗くなった

通常、会社の業績が良いときは社員の雰囲気も明るく、社内全体にやる気がみなぎっています。

逆に、業績の低迷が続いていると、社員の士気も下がり、会社全体に暗い雰囲気が漂うものです。

会社の「雰囲気」が、業績の鏡といえます。

業績が絶好調の会社で暗い会社はありません。

社内の雰囲気が沈滞しているということは、組織が病んでいるということです。

業績が悪化してくると事実が広がらないように上層部からかん口令が敷かれ、次第に職場全体の風通しが悪くなり、雰囲気の暗い職場になるのです。

2.経営者がストレスフルな状態で今までとは様子が違う

会社倒産の状況に追い込まれて平気な精神状態でいられる人はそうはいないと思います。

特に従業員を抱えて「企業」として経営をしている人ほどストレスは強く溜まります。

中小企業の場合、業績の良し悪しがストレートに経営者の顔色に出ます。

業績が悪化し、資金繰りが厳しくなると、経営者自ら金策に走ることになります。

当然ストレスが溜まり、イライラするようになります。

経営者が昼間どこにいるのか誰も分からない。

社長の様子が今までと異なるシグナルが出たら要注意です。

3.徹底した経費削減が開始される

業績が悪化すると新規事業や新規の設備投資が凍結になります。

さらに業績が悪化してくると、徹底した経費削減命令が下されます。

残業禁止、出張禁止、コピー禁止、ボールペンなどの事務用品の新規発注も停止されます。

この状態になると業績悪化は深刻です。

4.経営幹部の退職が多くなった

会社の財務内容を知り尽くしている経理部長や、業績を知り尽くしている営業部長などの幹部が相次いで退職しはじめると、お先真っ暗という状況になっている可能性が高いです。

また、これらの経営幹部が希望退職の募集を待たずに転職することがあります。

これは割増退職金も出ないほど、業績が悪化している懸念があります。

経営幹部は誰よりも会社の実態を知っているので、経営幹部の転職は非常に危険なシグナルとなります。

5.エース級社員の退職

引く手あまたのエース級の社員の退職も危険信号です。

優秀な人材は先々を見ながら行動しているので、動きが早いです。

彼らはちょっとしたことから、経営不振の前兆を見て取ります。

リストラに先立ち若手社員の配置転換が始まると、臭覚の鋭い優秀な人材は、他社への転職を検討しはじめます。

リストラ(希望退職の募集)を始めると優秀な人材が真っ先に応募するといわれていますが、優秀な人材は、先々を見据えて準備をしているからです。

優秀な社員の行動を、業績悪化のシグナルとして注視するとよいでしょう。

6.昇給停止・給料遅配が行われる

給料が全額支払われなくなるなど、給料の遅配がはじまったら、倒産まで秒読み段階です。

運転資金も底をつき、銀行からの借り入れも困難になっているので、早々に倒産する可能性が高いです。

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正社員のリストラが始まったら脱出準備をする

正社員のリストラに着手したら、かなり業績が悪化し、回復の見込みも期待できなくなっていると判断せざるを得ません。

日本では正社員の解雇に関する法規制が厳しく、多くの会社では解雇や従業員に辞めてくれるよう説得する退職勧奨をできるだけ避けようとします。

しかし、正社員のリストラまで踏み込んできたら、会社も相当の覚悟を決めているといえます。

社内で退職勧奨が始まったという情報が広まった段階で、自分はこの会社に残るか、去るかをとりあえず決めたほうがよいでしょう。

心の準備がなく退職勧奨を受けると相当動揺します。

退職勧奨を受ける前に判断することをオススメします。

これは賭けになりますが、会社を去らずに残ることも選択肢の1つです。

退職勧奨で人員削減がスムーズに進み、業績が急回復することもあります。

自身が活躍できるフィールドが今以上に広がる可能性もあります。

会社が潰れる前に

これらの潰れる会社の特徴に多く当てはまる会社に勤めている場合は、なるべく早めに転職活動を始めることをオススメします。

もたついているとそのうち給料がカットされて、リストラが始まって、いつの間にか会社が潰れることもありえます。

何も知らされてなくて、突然会社が潰れる話はよくあります。

エージェント方式の転職サービスであれば、こういった相談の段階から受け付けているので、今の会社は大丈夫かなと思っているのであれば、転職エージェントサービスを使ってみるのもよいかもしれません。

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