家電製品アドバイザーとは、家電製品協会が主催する民間資格です。
家電の販売・営業および接客のプロフェショナルとして、消費者の商品選択、使用方法、不具合対応、廃棄などについてお客様を的確にリードしアドバイスする方々のための資格です。
分野は「AV情報家電」「生活家電」の2種類あります。試験の得点や、合格した分野に応じて総合アドバイザー、ゴールドグレード、プラチナグレードと等級が変化します。
資格取得のメリット
1.就職・転職が有利になる
家電製品アドバイザーの資格を取得すれば、家電製品に興味を持っていて、勉強している前向きな姿勢をPRできるので、電器店への就職・転職が有利になるメリットは少なからずあります。
2.社内での待遇が良くなる
資格手当を支給している量販店もあり、その会社に勤務する人には取得するメリットは高い資格です。
また、売場の責任者や主任以上になるためには家電製品アドバイザーの資格が必須の販売店もあります。
会社から受験の費用が出たり、合格することで給与や時間給の面で待遇が良くなるのであれば、是が非でも取得しましょう。
資格評価
【総合評価 34/50】
ニーズ |
7 |
コスト |
7 |
時間 |
8 |
リターン |
6 |
将来性 |
6 |
資格試験に関する概要
1.試験科目
(1)AV情報家電試験
AV情報家電の「商品知識・取扱」および「CS・法規」の2科目。
「商品知識・取扱」では、AV情報家電製品の商品知識・取扱いの理解度を問います。
「CS・法規」では、CSに関する知識および関連する法規類の基本的知識の理解度を問います。
なお、「CS・法規」は生活家電試験と共通科目になっています。
(2)生活家電試験
生活家電の「商品知識・取扱」および「CS・法規」の2科目。
「商品知識・取扱」では、生活家電製品の商品知識・取扱いの理解度を問います。
「CS・法規」では、CSに関する知識および関連する法規類の基本的知識の理解度を問います。
なお、「CS・法規」はAV情報家電試験と共通科目になっています。
2.試験概要
受験資格 |
誰でも受けられる |
資格の種別 |
民間資格 |
難易度 |
普通 |
3.試験データ
受験者数(2019年度) |
AV情報家電:6,122人 生活家電 :5,575人 |
合格率(2019年度) |
AV情報家電:32.7% 生活家電 :33.7% |
受験料 |
AV情報家電・生活家電 両資格を受験(3科目) 15,600円(税込) AV情報家電・生活家電いずれかを受験(2科目) 9,400円(税込) |
試験日 |
9月、3月 |
公式ホームページ(一般財団法人 家電製品協会) ☞ こちら
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