働かないでも毎月お金が入ってきたら、海外に旅行にも行けますし、自分の好きな事や趣味をして遊んで暮らすことも出来ます。
また、毎日満員電車に乗って会社に通う必要もなければ、上司に媚びを売ることもなくなります。
そんな夢のような話があるわけないと思うかもしれませんが、現実に働かなくても毎月お金が入ってきている人、つまり不労所得を得ている人はたくさんいます。
しかし、簡単にそのような状況にはなれないのも事実です。
そのような人は周りにはいないと思うかもしれませんが、結構身近なところにたくさんいます。
不労所得とは?
1.不労所得の意味
不労所得とは、労働をしなくても入ってくる所得を指します。
要は、働かなくてもお金を手に入れることです。
たとえば、不動産を所有するオーナーになって、マンションやアパートを貸し出せば、毎月家賃収入が入ってきます。
管理人業務も兼ねれば、建物の管理やメンテナンスなどの仕事はありますが、そのような業務も外部に委託してしまえば、何もせずともお金が得られます。
このように不労所得とは不動産のオーナーのように労働をしなくてもお金が入ってくるしくみを作ることを指します。
労働とは時間を提供する代わりにお金を得ることです。
アルバイトも会社員も時給が決まっており、働いた時間分の給料を得ています。
つまり、労働をしないで、不労所得を手に入れるということは、時間を提供してお金を得るのではなく、お金が入ってくるしくみを作ることをいうのです。
2.不労所得と副業の違い
副業と不労所得は、どちらも本業以外の収入という意味では同じです。
一般的に副業とは、本業以外に別の仕事をして収入を得るということを指します。
副業と不労所得の違いは、副業も本業と同様に労働をしているということです。
たとえば、平日は本業の会社員として働いて、休日はアルバイトをするというのは、副業になります。
どちらも労働の対価として得る収入です。
一方で、不労所得とは先ほど述べた通り、不動産オーナーのように労働をしなくてもお金を手に入れる方法です。
もし、将来的に働かずともお金を得て生活していきたいと考えているのであれば、時間を切り売りする労働ではなく、不労所得を作ることを考える必要があります。
若い人にも不労所得を得るチャンスがある
20代のうちから月10万ほどの不労所得を手にしている人は多くはいないかもしれません。
しかし、不労所得は若い人だけでなく誰にでも手に入る可能性があります。
一昔前の不労所得と言えば、不動産、株、自動販売機やフランチャイズのオーナーなど、どれも多額の初期投資が必要で、会社勤めだけで生活している20代や30代の人には、ハードルの高いものばかりでした。
しかし、現在ではインターネットやスマホの普及でネットワークインフラが整備され、不労所得を作るためのハードルはグンと下がり、アイデア次第では、いくら稼ぐことができるようになりました。
そして、20代や30代の人は、50代や60代の「団塊世代」の人たちに比べて、パソコンやインターネットなどの、新しい技術や知識を速く吸収するできます。
そこで培ってきた経験と技術をもとにして、新しいビジネスを生み出す可能性が十分にあります。
お金を稼ぐには汗水垂らさないといけないという概念を捨てる
汗水垂らしてかせがなければならないという考え方は誰が決めたのだろうか。
企業は効率的に稼ぐことを推進します。
楽して稼ぐのが効率化の目指すところであり、仕事の効率化が推し進められている現実がある以上、楽して稼ぐことに何の問題もないはずです。
楽して稼ぐ考えがあるからさまざまなシステムは進化して、たとえば、会計システムもクラウド化して楽をしたいという考えがあってこそ実現したシステムといえます。
「お金は汗水垂らして稼ぐもの」という考え方は、労働者をこき使うための風潮にすぎないと考えるべきです。
人口オーナス期の日本が大きく成長することはない
今の日本は高齢者のような非勤労世代が人口の多くを占める人口オーナス期になっています。
これは高齢者の年金を若者が負担している状況が、オーナスそのものです。
若者にとって、高齢者の年金を含む社会保障費の負担は本当に重荷になっています。
人口ピラミッドの構成が変わらない限り、日本経済全体が成長期に再び入ることは無いと考えてよいでしょう。
現状、人口ピラミッドが変わる見込みは、ほとんどありません。
悲観的な話かもしれませんが、日本の社会が今後数年の間に全体的に好景気となり、成長期に再び入るということはほぼないと考えたほうがよいでしょう。
経済が成長する前提を捨てて不労所得のしくみを手に入れる
過去の成功体験が通用しなくなった日本で、従来通りの「会社の指示に従って頑張れば裕福になれる」という前提は捨てるべきです。
過度に会社依存しない体制を構築する必要があります。
すなわち、不労所得のしくみを手に入れることなのです。
自分が働くことなくお金が入るしくみを知る
(1)サイト・ブログ運営
ブログによる広告収入やアフィリエイトによる収入のことです。
たとえば、安定的にブログにアクセスがある場合、Google Adsenseと呼ばれる広告を掲載することで定期的な収入を得ることができます。
大雑把に月に2,000〜3,000アクセスほどあれば、500〜2,000円ほどの安定収入を得ることができます。
重要なのはあくまで商品を紹介しているという点です。
商品を作ったり、直接販売することはないので、ネットショップのように商品を郵送するといった手間はありません。
商品を紹介し、読者が購入すれば広告収入が入るしくみになっているので、サイトへのアクセスを集めて読者のためになる記事を書けば、働かなくても収入が入ってくるのです。
Webサイトは24時間365日、商品を営業し続けてくれるわけです。
(2)投資
株式や投資信託を購入・保有すると配当金や分配金が支払われます。
これも立派な不労所得です。
投資というと大きな元手が必要で、そうそう簡単ではないイメージがありますが、実はそれほど大きな元手はなくても可能です。
たとえば、株式投資の場合は銘柄次第ですが数万円、投資信託は最低500円からでも購入が可能です。
株式投資により収入を得る方法は、インカムゲインとキャピタルゲインという2種類の方法があります。
インカムゲインは、株式会社からの配当金を受け取れるので不労所得になります。
一方で、キャピタルゲインとは株式売買による利ざやで収入を得る方法です。
たとえば、1,000円で購入したある銘柄が1,500円に値上がりした時に売れば、1株当たり500円の利益になります。
投資スタンスにもよりますが、日々収益を得ることを目指す場合は、取引時間中はパソコンの前に張り付いて常に株式市場をチェックする必要があるので、この場合は不労所得にはなりません。
投資信託の場合は基準価額の更新は1日1回であるため、不労所得になりえる要素はあります。
元手が少ない場合、月々の貰える金額も少ないですが、こうした小さな不労所得を積み重ねていくことで、生活費の柱にしていくことも可能だということは、ぜひとも覚えておきましょう。
(3)不動産収入
アパートやマンションを貸し出すことで賃貸料を得てお金を稼ぐ方法があります。
たとえば、一部屋の家賃が10万円の部屋が10部屋あれば、毎月100万円の家賃収入を得られます。
アパート・マンションの管理を管理会社に委託してしまえば、完全に自動的にお金が入ってきます。
自分が働かずとも価値を提供し続けて、不労所得が入るしくみが出来上がります。
しかし、不動産を購入し、賃貸するしくみを作ることは非常にハードルが高くなります。
元手の資金も数千万円は必要ですし、部屋が埋まらないというリスクも生じます。
そこで、不動産物件は持っていないけど空き部屋があるような場合、誰にでも始められる不動産収入がAirbnbを利用した方法があります。
Airbnbとは、空き部屋を貸したい家の持ち主(ホスト)と部屋を借りたい旅行客(ゲスト)をつなぐアメリカ発のWebサービスです。
ホスト側からすると、家に空いている部屋さえあれば、1日単位で貸し出して、宿泊料を稼ぐことができます。
日本への外国人観光客は年々増加する一方で、ホテルの数は足りないといわれており、一般人が宿泊先を貸し出す民泊への需要も高まっています。
不動産を購入するよりはリスクやコストも小さく、少額ですがお金を稼ぐことができます。
そのほかにも駐車場、自動販売機、コインロッカーなども土地や余ったスペースを使って安定した収入を得る方法もあります。
不労所得を増やすために少しずつ行動する
はじめは副業から始めて不労所得を作っていきます。
以前に比べ、会社の寿命は短くなっているといわれているので、いつまで今の会社で働き続けられるかはわかりません。
いきなりリストラされたり、会社がなくなったとしても、生活できるように副収入を確保しておくことが重要になります。
また、会社の給料が従来通りに上がっていくという保証はありません。
給料が増えないのであれば、本業以外の他の方法で収入を増やすしかありません。
生活が安定しているうちに副業で少しずつ収入を増やすことを考えましょう。
たとえば、ブログ運営やサイト運営であれば、ほぼゼロコストで収入を得られる可能性があるのでリスクはかなり低くなります。
あらかじめいくつかの収入源を確保しておく方が金銭的にも精神的にもずっと安定します。
本業は頑張ってもなかなか収入は増えませんが、副業は頑張るほど収入が増えていきます。
収入を増やすことが目的ならば、本業で出世を目指して頑張るよりも副業で収入を増やす方が可能性が高いといえるでしょう。
ブログ運営やサイト運営であれば、始めてから数年で本業の給料分を超えるような人は多くいます。
そして、副業が本業の所得を越えて、自分の腕でお金を稼げると確信したら脱サラすればよいのです。
会社から独立して、ビジネスオーナーになれば、ビジネスに使える時間が圧倒的に増えますから、収入をさらに増やす可能性が高まります。
一度、サイト運営のやり方を身につければ、新たなサイトを作ったり、人を雇って組織化していき、右肩上がりに収入を伸ばすことができます。
さらにサイト運営を任せれば、労働せずとも収入が得られる不労所得のしくみが出来上がります。
このようにして、不労所得の価値を大きくしたり、不労所得のしくみを増やすことで、収入はどんどん伸びていくのです。
全自動のクラウド会計ソフト「freee(フリー)」
確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、期限までに書類を作成し納税をすることが重要になります。
書類の作成には、手書きのほか、国税庁の「確定申告等作成コーナー」や会計ソフトで作成する方法がありますが、「確定申告書の作成は難しいのでは?」と苦手意識をお持ちの方も少なくありません。
そこでオススメしたいのは、確定申告ソフトfreeeの活用です。
確定申告ソフトのfreeeは、会計の知識がないから不安だという人でも、質問に沿って答えていくだけで簡単に書類を作成することができます。
また、アプリを使うとスマホからでもかんたんに確定申告に向けた作業が可能です。
確定申告ソフトfreeeを使うとどれくらいおトクになるのか?
税理士などに経理を依頼した場合、経理の月額費用は最低でも1万円、確定申告書類の作成は最低でも5万円〜10万円ほど必要になります。
確定申告ソフトfreeeはプランによって費用は異なりますが、税理士などに依頼するよりも割安になります。
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余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。
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