上から目線の態度をとる人の心理と対処法

コミュニケーション

学生でも社会人でも、何故か妙に上から目線で話して来る人がいます。それほど親しい訳でもなく、差して何らかのアドバイスを求めた訳でもないのに偉そうに話してきます。自分自身が未熟であることは理解出来ても、上から目線で話して来る人より劣っているとは限りません。

それは相手からしても判らないことのはずです。「そんなに自分が偉いの」と言いたくなることはないでしょうか。そのように言えば言うほど相手が怒り出すのはどうしてだろうと、考えたことはないでしょうか。実は、相手の態度を怒れば怒るほど相手は反発します。

そこは大人の対応で、自分の中でグッと我慢すれば良いのですが、相手を許せばつけあがりますし、そのようなことが続くとストレスにもなってきます。では、そのストレスを溜めずにサラッとかわす方法は無いのでしょうか。

上から目線の態度をとる人の心理とは?

1.自分自身の存在に対する根本的な自信のなさ

上から目線の態度をとる人は、一見自分に自信があり、上から目線でものを言っているように見えますが、自信のなさが上から目線の態度に繋がっている場合も多いです。また、自分の能力ではなく、自分自身の存在そのものが頑なまでに自信がない心の弱い人なのです。

ありのままの自分に自信が持てない人は、自分のことで精一杯になってしまうので相手を思いやる気持ちまで気配りできず、心無い言葉を平気でいうのです。

人間には良いところも悪いところもあり、それをひっくるめて、ありのままの自分なのですが、自分はもっと優れていると自惚れているので、ありのままの自分を受け入れることができません。

自信のなさが上から目線の態度に繋がっている人は、幼児体験で両親からありのままの自分を受け入れてもらえなかった経験があるのも特徴です。ありのままの自分を受け入れられない人は、自分をそれ以上の存在に見せるために上から目線の態度を取るのです。

2.自分自身に絶対の自信がある

自分自身に絶対の自信がある人の中にも上から目線の態度をとる人がいます。このタイプの人は、中にはカリスマ性がある人もいます。カリスマ性がある人は自分に絶対の自信があるので堂々とした態度を取ることができます。

そして、実力があるので上から目線の言葉も自然と許されてしまいます。むしろ強気な言葉がその人の魅力ともいえます。実力とカリスマ性が揃っているので上から目線の言葉で周りの人を惹きつける事ができるのが特徴です。

一方、厄介なのが、たいした実力もないのに自分に実力があると思い込んでいる人です。誰から見てもそれほど実力があるというわけでは無いのに自分に実力があると信じ切っています。

とにかく毎日努力をしているので自分に実力があると信じているのですが、残念ながら努力の方向が間違っていることが多く、せっかくの努力が台無しになっていることが多いのです。

本人がそのことに気づいていないので、周囲の人は苦笑いするしかありません。

3.自分の思い通りにしたい

上から目線の態度をとる人は何でもかんでも自分の思い通りにならないとイライラします。人それぞれ思っていることは違いますので、思い通りの態度や行動をしてくれることはないと普通の人は考えます。

しかし、上から目線の態度で話してくる人は自分に従ってくれるだろうという心理が隠れているのです。いいなりになってくれやすい人を選び、上から目線の態度をとっているのです。自分の思い通りに動いてくれるだろうという期待が込められています。

しかし、頼みごとをするときも謙虚さがなく何でもしてくれるのが当たり前だと思って、上から目線の態度をしているのです。感謝の気持ちも無く、やってくれるのが当たり前で当然と思っているからこそ、上から目線の態度が取れるのです。

4.優越感を感じたいという心理

上から目線の態度を取る人はで横柄な態度を取って周囲に偉そうにすることで自己満足するような心の小さい人です。

一般的には身近に「上から目線」をしてくる人が居たら、そのような「上から目線」の人の態度に対して空気を読んで穏便に済ませるために我慢していたり、いちいち相手にするのは面倒だからとうわべだけ「上から目線」の人に従って言うことを聞いているふりをしていることでしょう。

そのような態度をとる人こそ、上から目線の態度を取る人にとって理想の関係ができる標的になります。自分が人を動かしていることに優越感を感じているのが上から目線の態度を取る人です。

相手の気持ちも考えずに上から目線の態度をとることで、優越感に浸りイライラした気分や溜まったストレスを解消している心に余裕のない人が上から目線の態度をとる人の心理です。

上から目線の態度をとる人への対処法

1.意識して冷静に対処する

上から目線の態度をとる人に対して、いちいちイライラしたり怒ったりしていては、こちらの方がストレスを抱えて、身が持ちません。上手く対処していくためには、感情的にならずに冷静に対処することです。

上から目線の態度を取る人は他の人と比べて感情的な分、他の人の感情もすぐに読み取ります。自分に攻撃的な人や反論を言ってくる人などに対しては、さらに攻撃をします。上から目線の態度をとる人は、心の中では自信がなく、それを悟られないようにしているのです。

上から目線の態度をとる人の心理をあらかじめ理解しておくことで、表面上の態度だけで判断しないで済むようになるかもしれません。

2.とても弱い人だということを理解する

上から目線の態度をとる人は、本当はとても弱い人なのです。威嚇したり、虚勢を張ったりしないと自分の存在を認めさせることができません。その点を本当の意味で理解してあげることができたら、子どもみたいだなとかわいく思えるかもしれません。

本当に強い人はその強さをわざわざ他人に見せつけたりしません。上から目線の態度をとる人が偽物の強者だということがわかると必要以上に怖がったり、緊張しないでお付き合いできるでしょう。理解を示すことが最良の対処法なのかもしれません。

3.深入りせずにさらりとかわす

上から目線の態度をとる人は、他人よりも自分が優位な立場にいたいと考えています。

そのため、その立ち位置が危うくなってくると言葉や態度で威嚇してきます。上から目線の態度をとる人から攻撃を受けないようにするためには、深入りせずにさらりと交わしていくことが大切ですが、露骨に無視するような態度でもカチンときてしまうので注意が必要です。

4.良い部分は褒めて、上から目線の態度にはたしなめる

上から目線の態度をとる人は、ありのままの自分に自信がないことがほとんどですので、上から目線の態度のところとは別の部分を褒めて、自信をつけさせることをしましょう。そして、上から目線の態度をとったときにはきちんとたしなめてあげることが大切になります。

適度に相手の良いところを褒めたりしてあげると相手は良い気分になりますし、上から目線の態度をとる人からの攻撃は少なくなります。おだてるのはへりくだるようで嫌かもしれませんが、「戦略」は「戦いを略す」と書きます。

無駄な戦いは省略し、その分のエネルギーを他のことに回すことは優れた戦法のひとつです。心を寄せることで上手くいけば、上から目線の態度をとる人を味方につけることができるかもしれません。

お得な情報をおひとつ!

銀行に現金を預けても利息がほとんどつかない世の中で、お得に買い物をすることが家計にとって何より大切になってきます。特にやらないと絶対に「損」をするのが、ポイント制度の活用です。

インターネットでショッピングをするとき、ショッピングサイトのポイントだけでなく、ポイントサイトを経由してショッピングサイトで購入することでポイントサイトのポイントも貯められることを知っていますか。

しかも、その支払いをクレジットカードでチャージした電子マネーで行うことで、クレジットカードのポイントと電子マネーのポイントも貯めることができます。いわゆるポイントの4重取りが可能になります。

今後、モノやサービスの決済の電子化(キャッシュレス化)が普及していくことが予想されます。電子決済に慣れておくと、今後、よりお得な決済手段を選ぶことができるようになるでしょう。

なお、ポイントの4重取りの詳しい内容については、別の記事で紹介していますので、興味のある人はこちらをご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました