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「ご無沙汰しております」の意味と使い方|「お久しぶりです」との違い

投稿日:2018年2月18日 更新日:

ビジネスだけに限らず、日常生活においても最初の挨拶というのは大変重要です 。

目上の人や取引先、お客様に対して、しばらくぶりに会ったり連絡を取ったりする場合、 冒頭の挨拶によく使われる言葉が「ご無沙汰しております」です。

「ご無沙汰しております」は敬語表現なのでしょうか。挨拶によって印象がガラっと変わり、今後の付き合いにも大きく影響することもあります 。

特に、目上の方に対しては失礼のないように言葉の使い方や返事のしかたにも十分注意しておきたいところです。

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「ご無沙汰しております」の意味

1.「ご無沙汰しております」は謙譲語にあたる

敬語には大まかにわけて尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つがあります。

「ご無沙汰」とは「沙汰が無い」に「ご(御)」を付けることで敬語として使われる表現です。

基本的に目上の方に対して用います。

「ご無沙汰しております」のは「自分」であり、「おります」の部分は自分を低める謙譲語にあたる表現です。

2.「沙汰」は「便り・知らせ」という意味

「沙汰」とは「便り、知らせ」という意味です。

「すっかり音沙汰がない」の「沙汰」です。

「ご無沙汰」とは「便り」が「無い」ことで、言いかえると、しばらく連絡していないという意味になります。

「ご無沙汰しております」は目上の人にも使える

「ご無沙汰しております」は、社外の取引先や顧客など、ある程度の期間があいてから顔を合わせたときに使います。

目上の人にも問題なく使える敬語です。

失礼にはあたりません。

また、「ご無沙汰しております」の後に「お元気ですか」など相手を気遣う言葉を付け加えたり、「ご無沙汰しており失礼しました」などお詫びの言葉を付け加えるのもよいでしょう。

「ご無沙汰」している期間はどのくらい?

「ご無沙汰」は相手に長い間訪問や連絡をしなかったことを詫びる意味で使用します。

では、最後に会ってからどれくらいの期間が経てば、この「ご無沙汰しております」を使うべきシーンといえるでしょうか。

期間について明確な決まりはありませんが、2~3か月以上の期間があいたら使うようにしましょう。

もちろんケースによっては1か月くらいで使っても問題ありません。

なお、半年、1年といったように大きな期間があいた場合には「大変ご無沙汰しております」などとつけるとよいでしょう。

「ご無沙汰しております」と「お久しぶりです」の違い

「ご無沙汰しております」に似た言葉で「お久しぶりです」があります。

これらの言葉にはどのような違いがあるでしょうか。

使い方を間違えると失礼にあたってしまうので注意が必要です。

相手によって「ご無沙汰しております」と「お久しぶりです」を使い分けます。

「お久しぶりです」は、立場に関係なく使うことができ、気軽な場面で使うのはよいのですが、くだけた表現ですので、ビジネスの場では避けるのがよいでしょう。

「ご無沙汰しています」は、より丁寧なので目上の方へ使うことで敬意を表すことが出来ます。

社外の方に会う場合など、基本的にビジネスの場では「ご無沙汰しております」を使うのがよいでしょう。

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久しぶりの相手に送るメールの基本的な書き方

久しぶりの相手にメールを送る際、突然用件のみを連絡するとメールを受け取った相手が不快に感じる可能性があります。

相手との関係性にもよりますが、以下のような点に気を付けておきましょう。

1.久しぶりの連絡であることがわかるようにする

取引先など、かしこまった方が良い相手であれば、連絡していなかったことのお詫びや季節感のある言葉を混じえたり、相手への気遣いや自身の近況などを書くのもよいでしょう。

2.自分が誰かを思い出してもらえるよう配慮する

久しぶりにメールを送った場合、自分のことを思い出してもらえないことでやり取りがちぐはぐになったり、返信が来ない可能性も考えられます。

このため、取引先や社外でお会いした相手などであれば、あなた自身について、「○○株式会社 営業部の□□です。△△の際は、誠にありがとうございました。」など、どんな時に関わったかを書き添えておくとより思い出してもらいやすくなります。

3.連絡した意図や要件を伝える

これは久しぶりの相手に限りませんが、久しぶりに連絡したということは何かしらの理由があるためです。

相手が「自分のことを思い出して連絡してくれた」と感じるような一文があるとよいでしょう。

「ご無沙汰しております」は返事で使ってもよい

反対にメールなどで「ご無沙汰しております」と挨拶を受け取った場合は、返信する側も「ご無沙汰しております」としても問題ありません。

「こちらこそご無沙汰して申し訳ありません」といった使い方がよいでしょう。

打ち合わせなどの場で目上の人から「お久しぶり」と声をかけられたときは、そのまま返すのではなく、「こちらこそご無沙汰しております」とい言い換えるようにすれば失礼なく返事ができます。

また、稀に目上の人から「ご無沙汰しております」と声をかけられることがありますが「こちらこそご無沙汰しております」という返答で問題ありません。

「ご無沙汰しております」の使い方の実例

「ご無沙汰しております」の実例をいくつか紹介します。

  • ご無沙汰して申し訳ありません。
  • ご無沙汰しておりまして、失礼いたしました。
  • ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしですか。
  • 大変ご無沙汰をいたしました。お元気でいらっしゃいますか。
  • ご無沙汰を致しまして、申し訳ございません。おかわりございませんか。
  • ○○の際にお会いして以来、大変ご無沙汰をいたしまして、申し訳ございません。
  • 長い間、ご無沙汰しております。この度は、貴重なお時間を作っていただきありがとうございます。

「ご無沙汰しております」は単に挨拶をするだけではなく、挨拶する相手に対して謝罪の気持ちが込められている表現になります。

久しぶりに連絡を取る場合、久しぶりに会う場合にコミュニケーションを円滑に進めるのは難しいこともあることでしょう。

そんなときに役に立つのが「ご無沙汰しております」という表現です。

相手との会話が弾み、ビジネスの流れがスムーズになるよう、うまく活用しましょう。

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