高卒で就職するメリットとデメリットとは?|人気の高い職種は?

就職・転職

大学全入時代と言われている今時ですが高卒で就職した人は、どのような職業についているのでしょうか。高校生の人からすれば気になる点だと思います。

多くの人が借金までして大学に進学する為、大学に進学するメリットを見いだせず、本当に高卒で就職しても大丈夫なのだろうか、とそんな不安に感じている人もいるかもしれません。高卒の枠で入れる就職先はフリーターでも正社員でも見つけることができます。

就活では求人の募集を見て積極的に応募し、理想の仕事や働き方を探しましょう。

高卒で就職するメリットとデメリット

1.高卒で就職するメリット

大学進学した人よりも早く社会人になれます。企業での仕事を通じて社会人経験を早くから積むことができ、専門的なスキルも伸ばすことができます。就職した会社が事業を行う業界についての知識を深めることができるのも大きなメリットです。

将来転職しようと考えている人は、高卒で企業に就職し、キャリアアップやキャリアチェンジを目指すのも良いでしょう。また、高卒で正社員として就職をすると、当然のことながら給料が貰えます。

一方、大学に進学した人々は、授業や講義の合間のアルバイトで稼いだお金しか得ることができませんが、高卒で就職をして仕事を始めると、お金が入り、一部を貯金できます。さらに、大学進学する際の費用がかからないのは大きいです。

安定を目指しお金が心配な人は高卒で就職して社会人になることを考えるのも良さそうです。

2.高卒で就職するデメリット

就職先が限られている点です。高卒採用の求人も多いですが、職種は豊富とはいえず、単純労働・肉体労働の仕事がメインになります。精神的や体力的に体への負担が大きいため、早期に退職する確率が高い傾向にあります。

技術の高さが要求される仕事は多いとはいえず、大手企業に入りたくても高卒での就職だとハードルが高くなってしまいます。また、給与も大卒と比べて低いため、長い目で見ると収入面で大卒を下回ることもあるのです。

このように、高卒で就職する場合はメリットデメリットともに金銭面が挙げられます。早く収入を得ることができますが、トータルで見ると少なくなってしまう傾向にあるといえます。

高卒の人気ランキングの高い職種

1.プログラマー

近年IT業界は目覚ましい進化を遂げています。プログラマーの世界では、重視されるのは学歴よりも技術です。高卒などの学歴に関係なく広く人材を募集している就職先です。1つのことに集中して仕事をすることが好きな方に向いています。

また、一度プログラミングを覚えればどこででも働く事が出来、将来にも活かせる事も人気の一因になっています。慢性的なプログラマー不足の背景があるため、アルバイト求人も正社員求人も多く見つけられ、就職しやすい職種と言えます。

2.営業

営業職は、学歴よりもポテンシャルや性格、実績などが重視される傾向にあるため、高卒の正社員求人があります。対人スキル・コミュニケーション能力を磨く事が可能な職場ですし、自分の頑張りが数字として出るので非常にやり甲斐を感じる事も出来ます。

法人向けと個人向けがありますが、高卒では個人向けの営業職が多い傾向にあるようです。営業のスキルは将来的にも役に立ちますし、ビジネスマナーも働きながら身につけることが出来るため、高卒の人達からは支持されています。

3.販売・接客

販売・接客は高卒の正社員求人が多いので高卒に人気の就職先の1つです。地元のスーパーから始まり、ドラッグストアや雑貨屋さん、コンビニなど幅広い就職先があります。

最近では、販売業の中に倉庫での作業も兼任させる企業も増えており、接客だけではなく、商品がお客様の手元に届くまでの流通の流れを知ることも出来ます。

どちらかと言えば正社員よりもフリーターが多い職場ですが、現在、接客業のアルバイトをしている人は正社員登用を目指すのもオススメです。

販売・接客業は正しい言葉遣い、ビジネスマナー、基本的な社会のルールを知ることが出来ます。一般社会の常識を身に付け、どこに出ても恥ずかしくない人間に成長できることも人気の要因です。

4.事務

事務職は受付や商品発注など仕事の領域が幅広くあります。また、働く場所も一般企業から始まり、病院や保育所、学校など様々な場所から選べます。正社員として就職した経験がなくても、エクセルやワードなど、PCスキルを示せる資格があれば就活でPRできます。

ビジネスマナーが身に付くのは勿論ですが、事務の基礎的なスキルも身に付くので、将来的に秘書検定を取ったりしたい人には勉強になりますし、事務の流れ・仕事を覚えておけば他の職場でも活かす事が出来ます。

体力的にもきつい仕事ではないため、続けやすい事も人気の一つです。ただし、企業の専門分野によっては必須の資格が指定されていることがあるのでまずは求人の募集要項をよく確認しましょう。

5.工場勤務

工場は製造、梱包など様々な分野から選ぶことができます。また、経験や技術を身につけることもできます。経験や学歴に左右されることが少ないため、挑戦しやすい分野です。自分の好きな製品に携われる事も魅力的ですが、働く環境を選べる事で、自分に合った職場を探せます。

たとえば、人となるべく接さずに仕事をしたいという人は、個別で作業を行う職場があり、大人数で協力しながら仕事進めることを希望する人には複数人で作業する職場があります。

6.施工管理

施工管理の仕事は建築、土木、電気の工場での現場監督です。社員の人達をまとめて、スムーズに仕事が進む様にフォローを行うのは勿論ですが、事務作業も行います。予算の作成などを任されることもあるので、計算技術や予算内に収めるという調整能力も身につきます。

学歴を問わない求人が多いので、高卒者にオススメできる就職先です。学歴やスキルより、体力や、安全に最大限注意する判断力が求められます。また、ゼネコン企業との打ち合わせもあるので、対人のビジネスマナーも身に付ける事が出来ます。

こうしたマナーや経験はどの職場に行っても重宝されるので、将来の事も考え、この仕事を選択する人も多いです。

7.公務員

公務員は就職先としてハードルが高そうな職種に見えますが、高卒でも受けられる枠があります。国家公務員の一般職、専門職や、地方公務員の事務系、技術系の仕事で求人募集があります。正社員として安定した仕事を求めている人にとって、公務員の仕事はうってつけといえます。

高卒の就職活動スケジュール

高校在学中と高校卒業後では就職活動の仕方に大きな違いがあるので注意しましょう。

1.高校在学中の就職活動のスケジュール

高校在学中の就職活動は、高校側が全面的に協力してくれるため、そう難しくはありません。一般的には次のような流れになります。

7月に求人が解禁され、8月に会社を見学する機会があります。9月に試験を受け、早い人は9月中に内定がもらえます。大抵の場合、遅くても3月末までに決まります。

しかし、中には就職先が決まらないまま高校卒業となるケースもあります。その場合は、学校を卒業後、自分自身で就職活動を行わなければなりません。

2.高校卒業後の就職活動

就職先が決まらないまま高校を卒業した場合、自分で企業へアプローチしなければ就職できません。一般的な就職活動の手順や方法は以下の通りです。

  1. ハローワークに登録する
  2. 求人を探すか職業訓練等を受講する
  3. 希望する企業にハローワークから連絡を入れてもらう
  4. 入社(面接)試験を受ける
  5. 合否が出る

職業訓練を受講した後に就職活動する場合も、同じような流れになります。講座受講の有無や合否の結果により差が生じますが、就職するまで3ヶ月~半年くらいの期間を要します。

中には仕事が決まるまでの間、生計を立てるためのアルバイトをする人もいますが、なかなか就職活動の時間が取れないため苦労します。

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