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「伺わせていただきます」は誤りか?|就活での敬語の使い方には注意!

投稿日:2018年6月30日 更新日:

普段何気なく使っている敬語。どんな種類があって、どのように使い分けをしているのか意識したことはありますか。

敬語の使い方の良し悪しによってビジネスシーンではあなたの印象を変えてしまうこともあります。

細部まで意識してメールの文面や言葉を選ぶようにしましょう。

ここでは敬語の種類や使い方や間違いやすい言葉の言い換え例などを紹介。

敬語の使い方に自信がない人は一度確認しておくとよいでしょう。

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敬語とは?

敬語とは自分より立場が上の人を敬うための言葉遣いのことです。

敬語は堅苦しいとか形式的といったイメージがありますが、お互いの立場を認識して人間関係やコミュニケーションをスムーズにしていくための言葉遣いで、とても重要な役割を持っています。

敬語の種類

敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。

1.尊敬語

相手に対して敬意を表現するときに使います。

相手の動作や持ち物など、相手に関わるものごとについて述べるときに用います。

たとえば、「お客様がいらっしゃいます」のように主語は相手になります。

また、「御社」「ご担当の方」など、相手のことを示す言葉は尊敬語に分類されます。

2.謙譲語

自分や自分の身内についてへりくだって表現するときに使います。

自分や自分の身内にまつわるものの動作や持ち物について述べるときに用います。

たとえば、「私が伺います」「弊社の担当が参ります」のように主語が自分やその身内、自分の組織の人になります。

3.丁寧語

ものごとを丁寧に表現するときに使います。

丁寧な言葉遣いで相手に対して敬意を表す言い方です。

語尾を「~です」「~ます」「~ございます」などとするのが丁寧語の主な特徴です。

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二重敬語に気を付ける

ビジネスの場で訪問するときに「伺わせていただきます」とよく聞きます。

一見丁寧に見えますが実はこれは間違っているのです。

「伺う」と「いただきます」はどちらも謙譲語のため、二重敬語となってしまい、正しい敬語ではないのです。

同じように「お伺いします」、「お伺い致します」、「お伺いしたく存じます」なども実は二重敬語なのです。

よく聞く言葉だから大丈夫だろうと知らずに使うと失礼と受け取られてしまう可能性があります。

誤りだと知っておくことが大切になります。

しかし、相手が使用している場合や上司などが気にせず使っているというような場合には周りに合わせて使っても問題はないでしょう。

気になる場合は「伺います」としておけば無難です。

「させていただきます」は特に注意が必要

敬語の間違いで特に多いのが「させていただきます」です。

語尾につけることで丁寧な表現になるというイメージがあるのかよく使われています。

しかし、「させていただく」は相手に許可を求めるときや、恩恵を受ける際に使うのが正しい使い方です。

たとえば、「こちらのドアを閉めさせていただきます」というように許可や恩恵に関わりがあるときにのみ使用するようにしましょう。

誤った使われ方とその言い換え例
誤った使われ方 言い換え例
見させていただきます 拝見します
お話させていただきます お話します
お電話させていただきます お電話します

良く使われている言葉なので違和感がないという人も多いかと思います。

誤った使われ方があると認識していれば、注意深く敬語を使うことになるので正しく敬語を扱えるようになることでしょう。

ビジネスシーンだけでなく就活においても敬語は重要!

就職や転職の際にも敬語はよく使われます。

一般常識やマナーをしっかり身に着けているのか面談時に敬語の使い方でチェックされることもあります。

自分のマナーや敬語の使い方に自信がない人は就職や転職のプロに相談するというのも選択肢の一つです。

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