郵便で手紙・封書などを送る際に「気付」を使うことがあります。
「御中」などと同じく宛先を記載するときに使いますが、この「気付」の意味を正しく知っていますか。
封筒やハガキの宛名には、正しい書き方があります。
この意味を知らずに書いている方は、知らず知らずのうちにマナー違反を犯してしまっているかもしれません。
ビジネスシーンで使う場合には相手に失礼のないよう正しく使いたいところです。
「気付」の意味
「気付(きづけ/きつけ)」は連絡という意味を持ちます。
受取人が住んでいる住所ではなく、受取人の立ち寄り先や関係のある宛て先に送るときに使います。
宛名の下にこれをつけてそうしてもらうように表す言葉です。
「気付」の使い方
1.「気付」は個人の家庭などに送る場合は使わない
一般的に個人が個人の家庭などに送る場合には使わず、「様方」を使いますが、一時的な滞在であれば、「気付」を使うことがあります。
◯◯様方 ◯◯様 (常住の場合)
◯◯様 気付 ◯◯様 (一時的な滞在の場合)
2.別会社を通じて送る場合
例:◯◯社に出張で出掛けており、◯◯社の◯◯部を通じで書類を出す場合
➝ A社を介してB(個人)に送る 「◯◯(会社) 気付 ◯◯様(個人)」
書き方の例:
◯◯県◯◯市◯◯町◯◯-◯◯-◯◯
◯◯株式会社 ◯◯部 気付 ◯◯様
3.ある会社のワーキングスペースを借りている別会社に送る場合
例:大きな会社(A社)に間借りしている小さな会社(B社)に書類を出す場合
➝ A社を介してB社に送る 「◯◯(会社) 気付 ◯◯御中(会社)」
書き方の例:
◯◯県◯◯市◯◯町◯◯-◯◯-◯◯
株式会社◯◯ 気付 株式会社◯◯御中
4.ある会社のワーキングスペースを借りている別会社の社員に送る場合
例:大きな会社(A社)に間借りしている小さな会社(B社)の◯◯さんに書類を出す場合
➝ A社を介してB社の◯◯に送る 「◯◯(会社) 気付 ◯◯(会社)◯◯様(個人)」
書き方の例:
◯◯県◯◯市◯◯町◯◯-◯◯-◯◯
株式会社◯◯ 気付 株式会社◯◯ ◯◯様
書き方を覚えておく
普段から何気なく使用している封書の宛名書きですが、格式を重んじる日本では、宛名の書き方ひとつで差出人の人格を判断されることさえあります。
知らない間に悪い印象を持たれてしまわないよう気を付けましょう。
宛名の気付の書き方は一度覚えてしまえば簡単です。
ビジネスの場では使うことが多いので、覚えておくとよいでしょう。
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