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SPI試験とは?|就活生が知っておくべき実施企業の実態とは?

投稿日:2017年10月3日 更新日:

就活生にとって最初の鬼門が、ES(エントリーシート)、そしてSPI試験・適性検査。SPI・適性テストを突破しないと、そもそも面接に参加すらできない企業も多いため、就活生はSPI試験に向けた対策をしている程です。

最近では、新卒採用に限らず、中途採用でも適性検査が用いられています。そんな重要なSPIテストにも関わらず、就職活動を始めるまではその存在すら知らない学生がほとんどです。

SPIとは

SPIテストとは、正式名称を「SPI総合検査」といいます。リクルートが提供している適性検査で、多くの企業で採用の際に用いられています。

専用会場に行って受検するテストセンター、自宅などのパソコンで受検する Webテスティング、企業の会議室などで受検するインハウスCBT、企業が用意した会場で受検するペーパーテスティング の4種類の受験方法があります。

リクナビでは会員登録する際に必ずSPIのウェブテストを受けることになっています。

他にも「CAB」「GAB」「玉手箱」「TG – WEB」といった適性検査がありますが、リクルートの「SPI」が約4割のシェアを占めています。就活をするに当たって、「SPI を受けずに済ませる」ことはまずないと思ってよいでしょう。

SPIとSPI3の違いは何?

「SPI」には「SPI3」といったように数字が付いていますが、この数字はバージョンを示しています。現在、最新のバージョンは「SPI3」です。2013年1月4日にこのバージョンに変更されました。

このバージョンの他にも種類があり、企業で実施されるペーパーテスト、テストセンターと呼ばれる専用会場で実施されるPCを使ったテスト、WEBテスティングという自宅でネット上でおこなうテストなどがあります。

最近は企業が実施する際でも用意したPCでSPIを受験させるケースが増えてきています。

SPI3とは

SPIは、採用で最も利用されている適性検査の1つです。

SPI3の概要
大手企業だけではない導入しやすい適性検査 SPI3を利用している企業のうち約4分の1は、従業員数50名未満。導入の手軽さ、手間の少なさ、圧倒的な実績、そして会社に合う人材を採用できる適性検査で中小から大手企業まで幅広く利用。
人物重視の新卒採用 適性検査SPI3は学力ではなく「仕事への適性」「社風との相性」「人柄」を明らかにし、面接だけでは不安な性格面・能力面の見極めを信頼できる検査結果でサポート。
中途採用でも適性検査を利用 早期離職の予防や未経験者採用のために、適性検査の利用が増加。リクルートの適性検査SPI3なら、検査を実施し、結果を面接に利用するまでを1日で行うことが可能。正確でスピード感のある中途採用を実現。

(参考)リクルート http://www.spi.recruit.co.jp/

特長
初めての人でも簡単に応募者の「人柄」がわかる SPIの報告書に応募者の「人物イメージ」をコメント表示。コメントは約74,000通りあり、一人ひとりの特徴を豊かに表現。初めての適性検査でも簡単に人柄を確認可能。
良い人材を採用するための適性検査 「自社の仕事に向いているか?」「自社の社風に合う人材なのか?」を採用前にSPIで確認することで、定着・活躍してくれる人材を選別。
面接でありがちな悩みも解決 「面接で確認したほうがよいこと」が報告書に表示。「何を質問したらいいかわからない」「応募者の表面的な情報しか得られない」など、よくある悩みを解消し、面接者を強力にサポート。

(参考)リクルート http://www.spi.recruit.co.jp/spi3/

SPIテストの受け方

企業が採用テストでSPIを用いている場合、実施形式は以下の4パターンです。

WEBテストの種類 実施名 試験方式 試験会場 割合
SPI テストセンター PC 専用会場 約65%
WEBテスティング 自宅 約20%
ペーパーテスト 受験する企業 約15%
インハウスCBT方式 PC 約1%

SPIはWebテストの一種で、試験方式にテストセンター・WEBテスティング・ペーパーテスト等があると理解すればOKです。

SPIには3種類のテスト内容がある

テストの内容は、「言語能力」「非言語能力」「性格」の3つにわかれています。言語能力は基本的な日本語能力のテストであり、非言語能力は簡単な計算や図形認識といった数学的な能力が問われます。

非言語能力のテストでは、いわゆる学校の数学のテストとは違い、「数学的な物の見方、考え方」ができるかどうかを判定しています。性格検査では「性格の特徴」・「職務適応性」・「組織適応性」の確認テストをします。

レベルは中学3年生くらいで、選択肢を選ぶ形式です。一見簡単そうに思えますが、大量の問題を早く正確に処理することが求められるので、慣れないと厳しいです。

SPIを利用する企業の目的

1.応募者の絞り込み

エントリーしてきた就活生の中から、よりよい人材を確保するために人数を絞っていくのです。大企業になればなるほど、応募数が多く、エントリーシートや履歴書などをじっくり見るのは不可能になっていくため、SPIである程足切りを行っています。

2.知的能力の見極め

SPIにある知的能力の検査によって、どれほどの能力があるのかを見極めているのです。SPIの問題は、1つ1つはそこまで難しくありません。基本的な国語や英語、算数の問題ばかりです。業務で高いパフォーマンスを発揮できるかを見るのが目的です。

3.性格のチェック

企業にはそれぞれ求める人物像があります。その人材像と一致しているかどうかを、この200問程度ある性格診断から読み取るという目的です。業界、職種によって、好まれる回答が異なるものもありますので注意しなければなりません。

志望企業がある場合は企業研究をしっかり行い、どのような人材を求めているのかを把握しておくことが重要になります。

事前の対策が大切

SPIの検査は言語分野(国語)と非言語分野(数学)に分かれていますが、基礎的な能力を測るためのものなので特別難しい問題やひねりを効かせた問題はありません。しかし、問題数が多いため、1問あたりに割ける時間は30秒から1分程度です。

何の対策もせずに挑むと思ったような結果が出ません。逆にいえば対策をすることで高得点が期待できるテストでもあります。過去問を解いたり、模擬試験を受けたりするなかで問題の傾向や解答に必要な論理を学んでおくとよいでしょう。

対策すれば良い結果が出せるテストで芳しくない結果を出してしまえば、企業側は「やる気がない」とも受け取りかねません。熱意を見せるためにも、事前にしっかり対策をしておきましょう。

適性検査に関しては良く見せようと思って無理して回答すると、結果に矛盾やほころびが出てしまいます。仕事との相性を見るために参考にすることはあっても、適性検査の結果だけを見て合否を決めるということはほとんどありませんので、よく見せようとはせず、ありのままの自分で回答しましょう。

適性検査をクリアするための就活術を身につけるには

適性検査を実施している企業へ応募するときは、事前に対策することも大切な就活ポイントです。SPI以外にもさまざまな適性検査が行われていますが、対策をすることで免疫力を養い、スムーズな受検を叶えることができます。

対応法の一つとして、適性検査の対策ガイドや学習サイトなどを利用するのもオススメです。また、受検に関すること以外にも面接対策や履歴書の選び方、エントリーシートの書き方、企業研究のポイントなど、就活情報を知りたい人は、就活エージェントを利用をオススメします。

就活エージェントは、就活に関するアドバイスから企業紹介、就職後のバックアップまで幅広く対応しています。サポートしているのは、経験豊富なプロの就活アドバイザーです。適性検査に関することも相談できます。

就活支援サービス利用のススメ!

学生生活において大きなターニングポイントが「就活」です。就活を始めるにあたって、リクナビやマイナビなどの大手就職情報サイトに登録して、情報収集を行うと思います。

ただ、企業側からすると多種多様な大学や学部の人達が皆使用するため、企業がターゲット層とする学生にアクセスするには効率が悪すぎます。

また、学生にとっても、誰向けの情報なのか分かりにくく取捨選択が困難なものとなっており、志望業界が決まっている人にとって、大手就活情報サイトは必要ない情報が多過ぎるといえます。

最近では企業側も採用コスパを重視して、採用手段が多様化しており、就活サイトも従来型の総合就活サイトから派生して、成長性のある中堅・中小・ベンチャー企業に特化した就活サイトやキャリアドバイザーがサポートしてくれるエージェント型、企業からのオファーを待つオファー型など、様々な特化型サイトが増えています。

大手就活サイトを利用するだけにとどまらす、専門分野に特化した就活サイトの利用もオススメします。登録は無料で全てのサービスを無料で利用できます。また、サービスを利用して内定を獲得した場合にも料金は発生しません。

○就活ノート

就活ノートは、就活生がつくるリアルな就活情報サイトです。就職活動を経験した大学生が主体となり、就活生の企業に対する口コミ、リアルな選考情報や実際に選考を通過した履歴書・エントリーシートを見ることができ、書き方など役立つ情報も発信しています。

また、面接とグループディスカッションの攻略方法も事細かく書いてあります。緊張を抑える方法から様々なパターンや業界別によっての攻略方法があって、なかなか自分だけでは知りえない情報が多くあります。

さらに、SPIから玉手箱まで多種多様なWebテストの問題集が公開されており、就活のプロの方々がプロならではの目線で就活生にアドバイスする記事もあります。就活は情報戦という面が非常に大きく、無料で登録できるので登録しておいた方が良いでしょう。

☞ 公式サイト:【就活ノート 】のページへ進む

○digmee(ディグミー)

digmeeは、エントリーシートから面接対策、採用選考までを効率化してくれる新卒学生のための就活サイトです。LINEやWebサイトを通して、常に新卒の学生に新しい就活スタイルや最新情報を提供しています。

1度登録をすれば、LINEとWebのどちらのサービスも利用することが可能になっています。LINEではインターンや選考会などのイベント情報がみることができ、また、選考会への申し込みができます。さらに複数社にまとめて一括エントリーが可能です。

一方、digmeeサイト上ではLINEでできることに加え、企業情報をさらに詳しく調べることができ、就活に役立つ記事やコンテンツを見ることができます。

面談後には選考結果のフィードバックをもらえる日本初の「フィードバックシステム」を取り入れており、前の選考でどこが良かったのか、悪かったのかを整理することができるのは大きなメリットになります。

採用選考は一度終わったらそこで終了ではありません。過去の経験を活かして次の選考にのぞむことが可能となります。

  • 行きたい選考会・イベントを見つけ応募するまでに手間がかかる
  • 選考を1社ずつエントリーして受けるのが大変
  • 面接やグループディスカッションうまくできるか不安

Digmeeはこのような悩みを解決します。

☞ 公式サイト:【digmee】 のページへ進む

○キミスカ

マイナビやリクナビを使った就職活動は、自分で求人に応募する必要がありますが、キミスカは自分で応募する必要はなく、企業からオファーをもらうことができるのです。いわば、逆求人型(オファー型)の就職活動サイトといえます。

逆求人型の就職活動サイトでは、就活生が自分のプロフィールを登録します。企業の人事採用担当者がそれを確認して、気になった就活生にスカウトのメッセージを送ることでコミュニケーションが始まります。

過去に参加したインターンや採用選考の経過を登録することで企業にアピールすることができ、就活の経験を無駄にしません。

また、各業界・職種に精通したコンサルタントが多数在籍しており、経験豊富なプロの就職コンサルタントから、個別に面接対策、履歴書添削、ES添削、就職相談など、応募者の就職活動をトータルにサポートを受けることができます。

まずは、キミスカに登録をして、どんな会社からスカウトが届くのか様子をみて、興味が出てきたら、本格的に利用しはじめるとよいでしょう。

☞ 公式サイト:【キミスカ 】のページへ進む

この他にも大手の就活サイトにはない特色を持った就活サイトがあります。

興味のある人はこちらをご覧ください。

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