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「売り手市場」「買い手市場」|就職活動におけるの意味と使い方とは?

投稿日:2017年11月1日 更新日:

市場状況を指していう「売り手市場」「買い手市場」という言葉は、就職活動においても、よくニュースなどで「今は売り手市場だ!」「今は買い手市場だ!」とよく耳にします。

「売り手市場」「買い手市場」という言葉が就職活動で使われる場合、どのような状況を指しているのでしょうか。就職活動の用語としてよく使われるので、意味を覚えていた方がよさそうです。

一般的な「売り手市場」と「買い手市場」の言葉の意味

1.「売り手市場」の意味とは

売り手市場とは、市場に商品が不足して、買い手が商品の入手に苦労する状態を意味します。つまり、売り手にとっては価格的にも条件的にも有利な取引が可能だということです。商品が不足している状態は、「売り手市場」といえます。

需給関係において、供給(売り手)より需要(買い手)の方が多くなると「売り手市場」になります。このような関係は商品市場や労働市場に限られたことではなく、資本市場でも同様となります。

2.「買い手市場」の意味とは

反対に、買い手市場とは、市場に商品が過剰に出回り、買い手が苦労することなく自由に商品を選べる状態を意味します。つまり、買い手にとっては価格的にも条件的にも有利な取引が可能だということです。

商品であふれる状態は、「買い手市場」といえます。需給関係において、需要(買い手)より供給(売り手)の方が多くなると「買い手市場」になります。

就職活動やビジネスシーンにおける「売り手市場」「買い手市場」の使い方

「売り手市場」や「買い手市場」は雇用やマーケティングなど、ビジネスシーンで幅広く使われている言葉です。労働市場においては、「就職売り手市場」「就職買い手市場」などのように使われます。

労働力を売る「求職者(就活生)」と、労働力を買う「企業」との関係性を表すことが多くあります。たとえば、ニュースで「今は売り手市場だ」といっていれば、就活生・求職者(売り手)の有利な状態です。

裏を返せば、企業側(買い手)は人手不足で困っている状態を意味しています。逆に「今は買い手市場だ」といっていれば、企業側(買い手)は十分に人が足りている有利な状態であり、就活生・求職者(売り手)はなかなか就職できない不利な状態だと言うことがいえます。

また、マーケティングでは、「売り手市場と買い手市場のバランスを見極める」「売り手市場時代」「買い手市場のニーズを把握・分析する」など、状況によりさまざまな使われ方があります。

さらに、経済状況などを説明する場合、「自動車業界は買い手市場だ」というように使われることもあります。

役に立つ「売り手市場」「買い手市場」の使い方の実例

売り手に有利な状態を意味する「売り手市場」、買い手に有利な状態を意味する「買い手市場」は、需給関係にあれば使用できる言葉です。労働市場だけでなく、商品市場やマーケティング、資本市場など、ビジネスシーンでもよく使われています。

「売り手市場」と「買い手市場」を対比で使われるケースやそれぞれ単独で使われるケースもありますので理解を深めておくようにしましょう。

1.「売り手市場」と「買い手市場」を対比する形で使う

  • 売り手市場では、大量生産して売るしくみを持つ企業が有利であるが、買い手市場になると、量ではなく質が重視されるようになり、高品質の製品をつくる企業が有利になる。
  • 数年前まで薄型テレビの販売は売り手市場だったが、現在は買い手市場にも関わらず、売れにくい状況のようだ。

2.「売り手市場」と「買い手市場」をそれぞれ単独で使う

  • 競争に生き残るためには、買い手市場の時代でも売れる戦略が必要となる。
  • 今年の雇用状況は景気回復が見込まれ、人手不足による売り手市場になりそうだ。

売り手市場だからこそ、気をつけること

売り手市場の場合、「就職しやすい」「選択肢が豊富」というイメージを抱きやすくなりますが、だからといって満足のいく就職ができるとは限りません。大企業や人気企業には多くの応募者が殺到するので、簡単に希望の企業に入れるわけではありません。

また、今は人手不足で好待遇を受けられたとしても、その業界や企業が5年後、10年後も安定して継続しているとは限りません。今の実力で理想的な企業に入社できるのかよく考えなければなりません。

業界や企業の将来性についても事前にできる限りリサーチする必要があります。選択肢の多い状況だからこそ、自分が企業に求める条件を充分に洗い出し、後悔のない就活ができるように動くことが大切です。

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