情報システムや組織に対する脅威や脆弱性を評価し、技術面・管理面での有効な対策を遂行できるセキュリティエンジニアや情報システム管理者を目指す方に最適です。
情報セキュリティの重要性はますます高まっており、いま最も旬なエンジニアです
サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、また、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価を行い、その結果に基づき必要な指導・助言を行う人を想定しています。
資格取得のメリット
1.評価が高くなる
情報処理技術者試験の難関レベルとされ、情報システムの業界では、高評価を受ける資格で、資格取得の報奨金が出される会社も多いといわれています。
2.転職に有利になりやすい
情報処理安全確保支援士はITエンジニアのスキル標準である「ITSS」のレベル4に該当し、ペーパー試験で認定される中では最高レベルの資格です。
この区分に該当する資格は「システム監視技術者」「ITストラテジスト」などが挙げられ、資格保有者はいずれもIT業界における高い能力が証明できます。
IT企業の第一線で活躍できるという知識と実務能力があるということを、就職先や他の企業に対してアピールできます。
3.様々な職種の選考条件を満たせる
セキュリティ技術を必要とする職種では、情報処理安全確保支援士資格を持っていることが選考条件となっている場合もあり、自衛隊の技術曹や、サイバー犯罪捜査官などの職業がこの選考条件を設けています。
セキュリティサービスやクラウドサービスを提供する事業者においても、高度な情報セキュリティ対策を提供できる情報処理安全確保支援士の価値が高まっており、募集要項に設けている傾向が見受けられます。
資格評価
【総合評価 36/50】
ニーズ | 9 |
コスト | 5 |
時間 | 5 |
リターン | 8 |
将来性 | 9 |
資格試験に関する概要
1.資格試験内容
(1)午前Ⅰ試験(四肢択一)
テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の全分野となります。
(2)午前Ⅱ試験(四肢択一)
「データベース」「ネットワーク」「セキュリティ」「システム開発技術」「ソフトウェア開発管理技術」「サービスマネジメント」「システム監査」の7分野から出題されます。
範囲が午前Ⅰと重なりますが、問われる内容が高度になるため難易度が高くなります。
(3)午後Ⅰ試験(記述式)、午後Ⅱ試験(記述式)
期待する技術水準に達しているかどうかを、技能を問うことによって評価します。
- 情報セキュリティシステムの企画・要件定義・開発・運用・保守に関すること
- 情報セキュリティの運用に関すること
- 情報セキュリティ技術に関すること
- 開発の管理に関すること
- 情報セキュリティ関連の法的要求事項などに関すること
2.試験概要
受験資格 | 誰でも受けられる |
資格の種別 | 国家資格 |
難易度 | やや難しい |
3.試験データ
受験者数(2019年度) | 43,412人 |
合格率(2019年度) | 19.1% |
受験料 | 5,700円 |
試験日 | 4月、10月 |
公式ホームページ ☞ こちら
コメント