スズメバチトラップはペットボトルで駆除可能!ポイントは誘引液だ!

生活全般

刺されると命にもかかわるスズメバチは春先から秋くらいにかけて繁殖します。スズメバチの巣が完成する前に駆除する必要が出てきます。スズメバチのトラップはペットボトルで簡単に作ることが出来ます。

スズメバチ捕獲トラップは中に入れる誘引液がポイントになります。誘引液次第でスズメバチの捕獲率が変わってきます。

スズメバチトラップとは?

スズメバチトラップとはペットボトルを使って、誘引剤の匂いにひかれた蜂が集まってくるしくみです。一度に大量の蜂を捕獲出来るわけではありませんが、繁殖する場所を探しに飛んでくる女王蜂を捕らえることにより自宅や自宅近くに巣を作るのを防ぐことが出来ます。

なお、自宅の近くに巨大なハチの巣がある場合や多数のハチが飛び回っているような場合はこのトラップは有効ではありませんの注意してください。

スズメバチトラップの設置時期

3月上旬頃から4月中旬頃にかけて冬眠から覚めた女王蜂が1匹で巣作りのために庭木や植栽に飛来します。この時期にスズメバチトラップを設置して女王蜂を捕獲することにより家の周りに巣を作らせない効果が期待できます。春の設置は重要です。

春に沢山スズメバチの女王を捕獲するとその地域では秋の出現が減るのです。

6月以降、女王蜂は巣から出なくなり、働き蜂しか飛来しなくなりますのでスズメバチトラップを仕掛けておくとかえって働き蜂をおびき寄せてしまい危険ですのでスズメバチトラップの設置はやめましょう。

スズメバチトラップの容器の作り方

このタイプは簡単に作ることが出来ますが、穴から雨が入りやすく、また、使い捨てになります。また、蜂は入り易いのですが、作り方によっては逃げ易く穴の調節が微妙です。

  1. 1.5~2リットルの空のペットボトルを利用します。
  2. ペットボトルの上部の側面に約2cm四方の四角形の穴を3か所開けます。上側の切り込みは外側に折り曲げて庇(ひさし)とし、雨などの侵入を防ぎ、下側の切り込みは内側に曲げて侵入した蜂が脱出しにくくします。※ペットボトルを折り曲げるときは、布を充てるか手袋などをして、ケガに十分注意してください。
  3. 容器のキャップを閉めて、キャップ周りをひもでくくるか、針金で絞めて止めるかなどをして、誘引液を入れて木の枝や軒下に吊します。

スズメバチトラップの誘引液の作り方

アルコール発酵臭、果実臭、乳酸菌飲料の臭いがするものが効果的です。誘引液は以下のようなもので作るとよいでしょう。

  • 酒:酢:砂糖 → 2:1:1
  • 酒:酢:ハチミツ → 2:1:1
  • 焼酎:オレンジ(グレープ)ジュース → 1:1

なお、酢を入れるのは蜜蜂が間違って入らないようにするためです。比率はあくまでも目安です。

スズメバチトラップの設置方法

口元にビニールひも等を取り付けて木にぶら下げます。直射日光が当たるところに設置すると微生物が死んでしまうため、日陰に設置するようにします。人が作業する場所から3メートル以上離すようにし、子どもがさわれない高さに設置します。

なお、蜂を寄せる効果があるため、人が行き来するところに設置しないようにします。

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