社会人ともなると、ほぼ毎日のように会話やメールで敬語を使いますが、その中でも頻出なのが「存じます」という言葉です。
「存じます」の使い方が正しいのか否か不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
正しい意味を知らずなんとなく使っていると、目上の人に失礼なことを言ってしまいます。
「存じます」について、その意味と正しい敬語表現を確認していきます。
「存じます」の意味
「存じます」は「思います」という意味の言葉です。
「~だと存じます」と使うことが多いですが、これは「~だと思います」という意味になります。
「存じます」は謙譲語「存じる」に丁寧語の「ます」が付いた動詞で、敬うべき相手に対して使われます。
謙譲語は、謙遜(けんそん)する表現を用いて相手を立てる言葉のことです。
目上の人やお客様など敬意を払うべき人に対して使う言葉なので、部下や同僚に対して使うことはありません。
また、「存じております」という似た言葉もありますが、これは「知っております」という意味の言葉です。
「存じます」とは意味が異なるので注意しましょう。
「存じます」の使い方
謙譲表現のため、自らの行動をへりくだって表現する時に使用します。
基本的には、「~だと思います」「~かと思います」の「思います」の部分を「存じます」に言い換えて使います。
目上の人と話したり文書を送ったりする際に使うとよいでしょう。
また、「存じます」をつかうときに注意したいことは、文章の中で使いすぎないようにすることです。
丁寧な文書を書こうと心がけると、文末が何度も同じ表現になってしまうことはよくありがちです。
「いたします」や「申し上げます」などの言葉をうまく使い分ける文章を組み立てるとよいでしょう。
「存じます」の例文
「存じます」を使った例文を紹介します。
文書の中には相手への配慮や感謝の気持ちを伝えることが多いので、こちらが考えてる、伝えたい気持ちを丁寧な文章で表現する際には必ずといって良いほど出てくる表現になります。
業務上、取引先へのメールや送付状を書く際にも覚えておきたい表現です。
- つきましては大変心苦しい申し出ではあるのですが、次回納品は○月○日までにお願いしたく存じます。
- 本日はわざわざご足労頂き本当にありがとうございました。来月の定例会にもご出席頂きたいと存じますが、ご都合等お聞かせ頂けないでしょうか。
- 私は左から二つ目が最も見栄えがよいと存じます。
- 今回の件については誠に申し訳ありませんでした。二度と過ちを犯すことがないよう、人材教育の方面にも善処したいと存じます。
- プレオープン期間中につきご不便もあるかと存じますが、どうぞ宜しくお願い致します。
「存じます」の類似表現「存じています」
「存じます」の類似表現として「存じています」とした場合は、「知っています」という意味になり、さらに「います」を謙譲の補助動詞「おります」にして「存じております」とすると、敬意がさらに強調されます。
「存じ上げる」の場合も同様で、「存じ上げています」も「知っています」の意味になり、「存じ上げております」とすると、謙譲語が3つも連続した非常に丁寧な言葉遣いになります。
また、否定の「存じません」は、「知りません」の意味になります。
- ○○様はよく存じております。なんと言っても小学二年生の頃からの付き合いですからね。
- 正直申しまして○○の件についてはよく存じておりません。
- 申し訳ありませんが、○○開発部の内部事情については、私も存じません。ただ、設計変更の経緯はよく存じております。
知っておきたい「存じます」の類語
「存じます」という言葉は「思う」や「知っている」の謙譲語のため、それぞれについて類語があります。
1.「思う」を意味する「存じます」の類語
「~しようと思っています」「~するつもりです」という意味として使える「所存です」があります。
「今後も仕事に励む所存です」のように、決意や意向を示す際に使うことができます。
また、「存じます」は、シンプルに「~でございます」という表現に置き換えることができる場合があります。
- このような事故を二度と繰り返さないよう、安全管理に万全を期していく所存です。
- ご確認の上、ご連絡いただけますと幸いでございます。
2.「知っている」を意味する「存じます」の類語
「知っている」という意味の「存じます」を「存じております」にすることにより敬意を強調することができます。
また、同じような意味で使われる「存じ上げております」は、「私もそのように存じ上げております」というように、既に知っていることを伝えたい場合に使われます。
また、相手の置かれている状況を知っているという意味の類語として、「承知しております」、「心得ております」や「~とお察しします」というような使い方があります。
- ○○ビルの設計変更の経緯はよく存じております。
- ○○様のことは、貴社を初めて訪問された時から存じ上げております。
- 役員の方々の好みの料理は承知しております。
- 貴社の商品販売の方針は十分に心得ております。
- この度はお悲しみのほど如何ばかりかとお察し致します。
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