仕事をしていると、どんなに気を付けていても、上司や取引先の人に怒られることがあります。
会社員時代、怒られることが多かったです。
その原因は様々でした。当時は新入社員ということもあり、至らない点が多かったのも事実です。
今、考えると怒られて当然だと思いますが、当時はなぜ怒られるのかわからず、どうやり過ごすかばかり考えていました。
仕事で怒られると、落ち込んで業務に支障が出ます。
怒られる時に大切なのは、相手に誠意を尽くして謝罪する、失敗した原因を突き止め、防止策を具体的に用意しておくことです。
ミスしたから怒られるのではない
仕事をしていて、ミスをしてしまって上司に怒られたという経験は多くの人が持っているかと思います。
誰にでもミスはあるし、上司の立場からしても怒らなくてはいけないときもあります。
ただ、不思議なことにミスをした時に怒られる人と怒られない人がいます。
大きなミスをしたのに、上司からそれほど怒られない人もいれば、小さなミスなのに上司から厳しく怒られる人もいます。
怒られる人にとってみては理不尽だなんて思うかもしれませんが、上司も人ですからどうしても人によって差がついてしまいます。
ですから、もしあなたが怒られたくはないと考えるならば、できるだけミスしないようにするのと同時に怒られにくい人間になることが必要となります。
怒られやすい人の特徴
1.時間を守らない人
社会人で時間を守らない人は基本的に嫌われます。
当然ですが朝遅刻する人なんて完全にその時点で信頼はなくなります。
「遅刻を繰り返す=やる気が無い」と思われても仕方ありません。
その時点で怒られる対象になります。
遅刻が多い時点で既にマイナス評価となるので、ちょっとしたミスとかでも怒られる傾向にあると思います。
時間を守らない人は高い評価を受けることはありません。
2.仕事が遅い
仕事を依頼した人は少しでも早く仕上げて欲しいと思っているものです。
丁寧な仕事を心がけているつもりでも、仕事の依頼者に仕事が遅いととらえられているかもしれません。
一方、仕事は早くてもミスが多いのもよくありません。
結果的に仕上がりが遅くなり、再提出時のチェックも慎重になるので、相手はイライラが募ります。
確認せずに資料提出している人は要注意です。
3.基本的なスキル不足
単純なスキル不足は致命的です。
資料作成に必要なオフィス系ソフト全般のスキルは必須です。
また、簡単なファイリングは基本中の基本なので、できて当然という会社は多くあります。
紙の資料をファイルに綴じる方法がわからないという人は当然のように怒られていました。
4.自分のミスを認めない人
仕事で怒られやすい人の特徴としては、自分のミスを認めない、他人に自分のミスを責任転換する人が非常に多いといえます。
仕事を行う上でミスは本来あってはならないことですが、やはり人間ですのでミスを犯す場合もあります。
その場合に素直に自分のミスを認めて謝罪し、ミスを取り返すようにすれば、怒られはしますがその後の自分の成長にも繋がりますし、同じミスを二度としないという教訓にもなります。
しかし、自分のミスを認めない場合、また同じようなミスを犯す可能性が高くなりますし、ミスを認めないというその態度自体が上司の怒りをかう原因となります。
自分のミスを認めないばかりか、ときには自分のミスを他人に責任転換する場合もあります。
責任転換するということは、自分が犯したミスを求めていないばかりか他人に失敗をなすりつける行為ですので、上司から怒られるだけでなく失敗をなすりつけられた同僚からの怒りもかってしまうことになります。
こういったケースの場合、自分自身の仕事に対する考えやスタンスを変えていかないと、いつまでたっても怒られ続けることになりますので注意しましょう。
5.ホウレンソウができない
時間を守らないことに付随しますが、ビジネスマナーの大原則「ホウレンソウ」(報告・連絡・相談)ができない人は評価が高くありません。
会社で「ホウレンソウ」ができない人や新人は、時間を守れないだけでなく、仕事を依頼した相手に不安やイライラを抱かせてしまいます。
仕事は他者との関わりで成り立つものです。
常に「ホウレンソウ」ができなければ、仕事を依頼した相手の考えをきちんと把握できず、自分勝手に仕事を進めかねない状況になりやすいため、自分自身では仕事が完了したと思っても依頼者からみるとまだ不足していると判断されると怒られる可能性が高くなります。
相互の考え方のギャップを埋めるためには「ホウレンソウ」が不可欠です。
仕事で怒られたときの対処法
上司や先輩は、あなたが憎くて叱責しているのではありません。
叱責の内容は上司や先輩の八つ当たりでもないはずです。
ほんの少し、受け止め方を変えるだけで「怒られている」という気持ちも変わるかもしれません。
1.怒られていることを「攻撃」と捉えない
怒られることが苦手な人は、相手からの指摘や叱責を「攻撃」なのだと受け止めがちです。
叱責の内容ではなく、怒られているのだという表面的な状況だけで判断しているため、ますます怒られることが苦手になります。
上司や先輩の険しい表情や声でまともに話を聞ける状態ではないかと思いますが、怒られている内容をちゃんと聞くところから始めていきましょう。
怒られていると思っているのは自分だけで、内容は叱責ではないかもしれません。
相手の言葉を「成長することを期待して指摘してくれているのだ」と捉えられれば、気も楽になります。
2.怒られた内容と向き合う
周りから注意されたり、怒られたりしたことと向き合うのは勇気がいります。
腰を据えて向き合わない限り、いつまでたっても同じことで怒られ続けます。
「恥ずかしい」「つらい」「逃げてしまいたい」などの感情を抑えこみ、怒られた内容と向き合いましょう。
何をどう改善すれば仕事に活かせるのかを考え、少しずつ行動に移す姿勢を見せることが大切になります。
3.怒ってくれる人を味方だと思う
人間は活動する限りエネルギーを消費する生き物ですが、怒る・怒られることに関しては特に消費します。
怒られる人も怒っている人もその日のエネルギーを削っているのです。
面と向かって怒ってくれる人は、わざわざ自分の労力を割いて怒ってくれていることになります。
実際、怒る側は「言葉きつくないかな」「どう言えば伝わるだろう」「辞めたいって思われたくないな」など、いろいろなことを考えて言葉を口にしているのです。
それを踏まえて考えると、まっすぐ怒ってくれる人は紛れもなくあなたの味方。
成長してほしい、周りから評価される人材になってほしいと願って厳しい言葉を投げかけています。
あまり頑なに拒まず、この人は味方なのだと思って叱責にも耳を傾けてみてください。
受け止め方が180度変わるかもしれません。
4.怒られるときの姿勢に気をつける
怒られることに対しての受け止め方や考え方が変わったら、怒られるときの姿勢も気をつけてみましょう。
- 謝る時は大きな声ではっきりと言うこと。
- 理解が追いつかなければ後から質問すること。
- 怒られた内容を振り返って行動すること。
受け止め方だけではなく、「怒られ方」までより良いものに変えられたら、もう怖いものなしです。
怒られることは悪いことばかりではありません。成長するチャンスを掴んだと思って、少し前向きに捉えてみてください。
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