内田クレペリン検査のチェックポイント!|適正検査を突破する極意とは?

就職・転職

クレペリン検査を知っていますか。就職試験に取り入れられる適正検査の一つです。

処理能力の程度、性格・行動面の特徴を判断するもので、一桁の数字をひたすら足して行く。

小さな数字がずらずらと並ぶので、集中力がないとかなり厳しいです。

何を見ているのか少し分かりづらい検査のように感じますが、対策が可能です。

クレペリン検査で選考から外れることのないようにしっかりと内容を理解しておきましょう。

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クレペリン検査とは?

正式名称は「内田クレペリン精神検査」です。

ドイツの精神医学者のエミール・クレペリンが行なった研究を元に内田勇三郎が精神検査に発展させました。

試験内容は横一列に並ぶ隣同士の数字を足すことを繰り返すシンプルな検査です。

たとえば、「48786236…」という問題の場合は、4+8=12、8+7=15、7+8=15…というように繰り返します。

計算結果の下一桁を回答するので、答えは「2554859…」となります。

検査は1分経つごとに次の行に移動して、前半15行、後半15行のペースで行います。

検査時間は前半15分、そして5分の休憩を挟んで後半15分の合計30分行います。

1分ごとの計算量、経時的な計算量の変化(作業曲線)、誤答数から個々の性格・職業適性をみる検査です。

単純な計算問題をひたすら解いていく方法のため、いかに集中力を保ちつつ正確に計算できるかが重要となります。

集中力を欠いて計算を間違えてしまう、時間をかけすぎて時間内に計算が終わらないような場合は評価が悪くなります。

基本的に1列全ての問題は終わらないので、全て解けなかったと焦らず、時間が来たらすぐ次の列に移り集中して解いていきましょう。

クレペリン検査から分かることとは?

この検査は、被験者の計算能力、注意力、集中力、精神の安定性を検査し、性格・職業適性を見ています。

この検査から主に以下のことが分かります。

計算の処理速度 処理能力
作業曲線 性格・行動面の傾向
処理の正確性

性格、行動面の傾向は発動性、可変性、亢進(こうしん)性から判断しており、これらから被験者の長所、短所が分かるとされています。

  • 発動性:物事へスムーズに取り掛かかり
  • 可変性:物事を進めていく過程で現れる気持ちや行動の変化
  • 亢進性:物事を進めていく上での勢いの強弱

参考:内田クレペリン検査(https://www.nsgk.co.jp/sv/kensa/kraepelin/about/method.html)

作業曲線は、1分間に解いた問題の数の変化を表した曲線のことです。

上図が一般の人が描く定型の作業曲線です。

1回目はU字を描きつつ減少し、2回目は作業量は多いが回復することなく減少します。

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クレペリン検査のチェックポイントとは?

検査のチェックポイントは、大まかに以下の3つに分けられます。

  1. 作業量       → 全体の計算量
  2. 作業曲線      → 1分毎の作業量の変化
  3. 処理の正確性(誤答)→ 計算ミス

当然、作業量が多く、誤答の少ない回答が良しとされます。

また、正常な作業曲線を「定型曲線」といい、前半は最初が一番多く、中盤が少なく、終盤にかけて増えていくようなU字型が望ましいとされています。

定型曲線は能力面や性格面の両方に大きな偏りが無い人に現れる典型的な曲線です。

定型曲線から外れていると、精神面が不安定で、仕事にムラがあると判断されます。

形が定型であり、かつ全体の作業量が多いと高度定型群という判定になります。

後半はできるだけ集中力を持続させ、ミスをしないことと、作業量の維持を心がけましょう。

最初の行だけ張り切りすぎて、あとがグダグダになってしまってはマイナス評価につながります。

後半の作業曲線は、最初が一番多く、徐々に下がっていくことが理想です。

ただし、前半と同じように、その変動はできるだけ少なくなるのが理想です。

一般的には前半よりも後半の方が作業量が多くなります。

定型曲線を意識しないと、精神が不安定な人と判定されてしまうこともありますので注意しましょう。

検査を突破するコツは定型曲線をイメージしながら解くことです。

シンプルな検査内容であるため、練習することにより問題に慣れて作業量を増やすことは可能です。

以下のサイトで簡単に練習することが可能です。

【適性試験攻略】クレペリン検査の練習・解説サイト キャリアワールド
https://career-world.net/quiz/test_crep.php

筆記試験にはいろいろな種類がある

就活での試験は、クレペリン検査だけでなく、他にもいろいろな種類があります。

一般常識テストやSPI総合検査、論文など種類はさまざまです。

対策をするときは、応募する企業の筆記試験がどのようなタイプであるか事前に確認しておくとよいでしょう。

なお、筆記試験対策のしかたが分からないという人は就活支援サービスを利用して、情報収集や相談することをオススメします。

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