職務経歴書の書き方|アルバイト経験者が正社員を目指す攻略法とは?

就職・転職

「新卒で入社した会社を退職し、数年間アルバイトを経験し、その後、再び正社員募集の求人に応募する」という場合、応募企業へ提出する履歴書にアルバイトの経験を記載するのか疑問もあるかと思いますが、この経験も武器の1つです。

正社員の職務経験がない人も、アルバイト歴を高く評価してもらえる書き方があります。

よい職務経歴書を作成するためには、人事担当者に対して自分の経歴をわかりやすく書くことや、効果的な自己PRが必要です。

サンプルを交えて、アルバイト経験者の職務経歴書でのアピール方法を紹介します。

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職務経歴書の記入例

職務経歴書

20XX年XX月XX日 現在

氏名 ○○ ○○

― 希望職種 ―

営業

― 職歴 ―

20XX年4月~20XX年9月  フラワースプリングス

接客販売、品出し、商品管理などを担当。

また、アルバイト3年目からはチーフとして、アルバイトのシフト管理や新人アルバイトの接客指導なども行いました。

業務上では接客技術の向上に注力し、商品知識をつける事でお客様の希望を叶えられるように努めました。

20XX年10月~現在  株式会社アパレルアオイ アルバイト

接客販売、商品管理、仕入れ、売上管理などを担当。

アルバイト2年目から店長補佐として店舗管理全般も任されています。

一時期、店長不在の際、本部へ提出する売上報告書、日報の作成を行いました。

接客だけでなく店舗運営全般を経験したことで、売上管理やチームワークの重要性を身を持って学ぶことができました。

― 取得資格 ―

20XX年7月 普通自動車免許取得
20XX年8月 販売士3級取得
20XX年3月 販売士2級取得
20XX年3月 日商簿記検定試験3級取得を目指して勉強中

― 自己 PR ―

牽引する存在になれるよう接客技術を磨き、お客様との信頼を構築し、お客様からの課題を確認し、柔軟に提案をする接客を業務を通じて身につけることができました。

また、店長補佐の職務を経験したことで、事業全体の業務フローを理解しながら店舗運営の見直しを図り、その結果、店長補佐に就任して前年比約150%の売上を達成することができました。

営業経験はありませんが、接客業務と店長補佐職を通じて営業の基本姿勢を学んで参りました。

これまで培った経験を活かして、早期に御社の戦力になれるよう努力いたします。

職務経歴書を書く時の注意点

1.職務経歴書のフォーマット

企業からのフォーマットの指定がない場合、自分で一から作成のは難しいため、インターネット上にある無料テンプレートをダウンロードしてそれを参考にして作成していくと効率的です。

無料で利用できるテンプレートが数多くありますので、あらかじめ自分が書きたい項目や内容をピックアップしておき、その内容が最も自分を表現できるフォーマットを選ぶとよいでしょう。

2.内容に関する注意点

経歴が多くあれば、たくさん書きたくなりますが、自己PRが長くなると、くどい印象をもたれて逆効果になることがあります。

自己の経歴を掘り下げて、具体的なエピソードを加えるとオリジナルの職務経歴書を作成することができます。

さらに、「○○ができます」と書く場合には、必ず数値的な成果を加えて実績を証明しましょう。

抽象的な表現は信憑性に欠ける意味のない情報となってしまうので注意が必要です。

情報の取捨選択をして、注意事項を確認し、伝えたいことが100%伝わる職務経歴書を作成してください。

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職務経歴がアルバイトのみの職務経歴書の書き方

1.書き方次第で印象が大きく変わる

履歴書の職歴との違いは、勤め先だけでなく、担当職務の詳細や実績を伝えられるかという点です。

ここでのアピールのしかたで採用の成否が大きく変わります。

正社員の経験の有無にかかわらず、職務経歴書の書き方次第でその印象を逆転させることは可能です。

限られた経歴の中でいかに自分をアピールするかの創意工夫が大変重要になります。

2.職務経歴書の形式は読みやすさが最優先

職務経歴書はフリーフォーマットです。企業が求めている人材は、いかに即戦力に近い人材であるかという点です。

したがって、正社員未経験者でも書類作成能力に関して高いスキルがあるところを示せば、印象が良くなります。

また、職務経歴書は、今までのどのような仕事をしてきたかをアピールするのが第一の目的です。

読みやすさと内容の充実度の点から考えれば、記載項目を職務履歴、自己PRなどの項目でまとめるのが適切でしょう。

3.アルバイト経験が仕事にどう生かせるかをアピール

アルバイト経験をいかに応募する会社の仕事と関連付けてアピールできるかがカギとなります。

たとえば、「20XX年6月~20XX年3月まで株式会社○○○○に勤務。接客販売、商品管理を担当。

勤務3年目からチーフとして新人アルバイトの教育やシフト管理を行ってきました。

また、接客を通じてお客様の要望に耳を傾けて、要望に合った品ぞろえを提案し、お客様が満足できる店づくりの実現に心掛けてきました。

その経験が貴社の仕事でも生かせると思い、応募しました」といった具合です。

責任感を持って仕事に取り組んだことを強調した上で、その経験が応募した会社の仕事に生かせることを説得力がある形で書けるかがポイントになります。

企業が求めているスキルをしっかりと理解し、それに沿った形で自分の強みをアルバイト経験に基づいてアピールするのが理想です。

採用されるための職務経歴書の書き方

1.採用担当者に会ってみたいと思わせる

「未経験歓迎」「未経験可」と書いてある求人でも、その多くは業界経験者の元正社員がライバルになります。

アルバイト経験のみでは経歴では勝てません。

書類審査において、採用担当者に会ってみたいと思わせることが肝心です。

2.関連のある職歴をアピールする

アルバイト歴は直近の会社以外省略しても構いません。

これまで働いたアルバイト経験のうち、応募企業に関連のありそうな業務だけを書きましょう。

徐々にステップアップしてきている点をアピールすることです。

アルバイト経験を通して、現時点で正社員として十分通用するスキルを身につけていると思わせることが大切です。

3.プロ意識の高さを見せる

世間的にはアルバイトはプロ意識が低いというイメージで思われています。

指示された作業だけをしてきたのではなく、創意工夫によって顧客満足度の向上と業務フロー改善を図ってきた経験を書くことでプロ意識があると採用担当者に思わせることができます。

向上心と自ら考える人材を企業は求めているので、小さな仕事でもその経験を書くようにしましょう。

4.自己PRをしっかり書く

基本的な流れは、「これまで○○の業務をした結果、△△のスキルがあるので、御社では□□について貢献することができる」という3ステップの構成です。

貢献できそうなポイントをたくさん書いた人が勝つことができます。

顧客、商品、売上、管理、PDCA、ワークフロー、進捗の単語を意識すると、自己アピールの内容はしっかりしてきます。

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