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総合職と一般職の違いとは?|どのような判断基準で応募すればよいか?

投稿日:2017年11月15日 更新日:

就職活動をしていると、会社の募集職種欄に「総合職」「一般職」「エリア総合職」と書かれているのを見かけます。中には職種別採用は行っていないと書かれていることもあります。これらの違いは何か、よく分からないという就活生も多いことと思います。

女子学生ならば知っておきたい、「総合職と一般職の違い」についてです。違いを見ていきましょう。

総合職と一般職ができた背景

これらの職種が誕生した背景はは、1986年に施行された「男女雇用機会均等法」がきっかけです。これまで男女ごとに給与や定年などに違いを設けていたのをやめ、男女関係なく同じ業務を同じ条件で働けるよう見直されました。

能力や業務内容によって仕事できるよう整備された

男女雇用機会均等法の施行により「コース別雇用管理制度」ができました。これは、社員の能力や希望、資格などの要素で業務を振り分けるもので、制度上は男女関係なくさまざまな活動ができるようになりました。

その制度の中で生まれたのが「総合職」と「一般職」です。では、総合職と一般職ではどのような違いがあるのでしょうか。

総合職とは

一般的には「企業において総合的な業務に取り組む職」のことで、少し具体的にすると「さまざまな仕事を経験しながら(異動・転勤の可能性アリ)、将来的には会社の中核を担う幹部候補生」のことを指します。

入社後、さまざまな仕事の中から希望や適性に応じて配属が決まります。営業、企画、人事など、どの部署もありえるということです。配属は固定されず、数年後で別部門へ異動する可能性もあります。

将来のキャリアによって事務系総合職、技術系総合職と分かれており、大学の専攻によってエントリーする職種を選択することができる企業もあります。

  • 営業系総合職 ⇒ 入社後は営業、マーケティングなどの企画職(商品開発、広報等)、営業企画、購買、管理部門(人事・経理・総務・法務)などの仕事に就くことができます。
  • 技術系総合職 ⇒ 入社後は設計、研究、生産技術、品質管理などの技術職の仕事に就くことができます。

どの職種に就くかは企業によって異なりますが、数年ごとのローテーションで様々な職種を経験させる、学生の適性を見極めて職種を決め、その後必要に応じて配置・職種転換させるなどと、様々な職種を経験させることが予め決まっている企業もあれば、必要に応じて職種転換させる企業もあります。

一般職とは

「企業において定型的な一般業務に取り組む職」のことで、原則として、転居を伴う異動がないことも特徴の一つです。「総合職をサポートするような仕事」になります。仕事の範囲はそこまで広くなく、マニュアルがあるような定型業務がほとんどです。

総合職と一般職の違い

1.仕事の責任の重さ

仕事に対する責任は、一般職よりも総合職のほうが重くなります。将来は幹部を目指す人材であることから、仕事内容は多岐にわたり重い責任がかかります。一方、一般職の責任は総合職よりも軽いことも珍しくありません。

2.異動や転勤の有無

将来的に管理職や幹部となる可能性が高い総合職に対し、会社はさまざまな部署や事業所・エリアを経験して欲しいと考えています。そのため、異動や転勤の可能性もあります。会社にもよりますが、原則として一般職は部署異動や転勤はありません。

3.待遇・給与

キャリアアップの違いは、当然ながら待遇の違いに表れてきます。総合職と一般職では、基本給もその後の昇給率も違っています。職能資格制度を採用している企業であれば、昇級試験を受けるためには成果をあげる必要があります。

総合職であれば、たとえば、大きく営業成果を出せることもあるかもしれませんが、一般職の場合、事務のスキルを上げてもなかなか評価につながらない部分があるかもしれません。

さまざまな業務に携わる総合職は、一般職よりも基本給が高い傾向があります。さらに、昇給ペースも速いことから、将来的な年収が高くなる見込みがあるのです。

総合職や一般職ともいえない職種も

最近では一般職の仕事の内容や幅は様々で、金融や総合商社などは「業務職」として事務職よりももう少し専門的な知識を用いたり、業務の幅が広かったりする職種の設定もあります。

また、特定総合職やエリア総合職など、総合職よりも責任や業務の幅、昇給や昇格、転勤の範囲を狭めた職種設定もあります。これらは総合職と比べると給料が低めに設定されているケースが多いようです。

職種転換制度

一般職から総合職または総合職から一般職という職種転換制度がある会社もあります。 一般職で入社したけど、やりがいが感じられないから総合職に転換するという女性のための制度です。

逆に総合職で入社したけど、結婚・出産を考えると総合職を続けるのは無理という女性が、一般職として会社に残れる制度でもあります。

総合職と一般職どちらを選ぶか

総合職と一般職のどちらかを選ぶならば、何を基準にするべきでしょうか。

1.キャリア志向でやりがいを求めたい人は総合職

キャリア志向を持つ人や仕事にやりがいを求めたい人は、総合職を選ぶことをオススメします。業務内容が充実しているほか、より高いクラスへの出世も期待できるでしょう。また、それに応じて収入もアップすることから、仕事で結果を残していきたい人に向いています。

2.ワークライフバランスを重視する人は一般職

ワークライフバランスを重視した仕事をしたい人は一般職がオススメです。一般職と総合職の区別をつけない動きもあるものの仕事量自体は総合職の方が多い傾向にあります。

たとえ多くの収入が得られないとしても、自分のプライベートな時間がキッチリと確保されており、常に安定したペースで働き続けられる環境が望ましいと考える人に向いています。

総合職と一般職のどちらがよいか迷う場合は

仕事を通して自分が何を得たいのか、ライフプランとキャリアプランをどのようにしていきたいかを明確に分析しても、なかなか総合職と一般職、どちらに応募すべきか決心がつかないこともあります。

そのようなときは一人では悩まず、就活支援サービスを利用することを検討しましょう。就職のプロに相談することで総合職と一般職のどちらがよいか明確になるはずです。

就活支援サービス利用のススメ!

学生生活において大きなターニングポイントが「就活」です。就活を始めるにあたって、リクナビやマイナビなどの大手就職情報サイトに登録して、情報収集を行うと思います。

ただ、企業側からすると多種多様な大学や学部の人達が皆使用するため、企業がターゲット層とする学生にアクセスするには効率が悪すぎます。

また、学生にとっても、誰向けの情報なのか分かりにくく取捨選択が困難なものとなっており、志望業界が決まっている人にとって、大手就活情報サイトは必要ない情報が多過ぎるといえます。

最近では企業側も採用コスパを重視して、採用手段が多様化しており、就活サイトも従来型の総合就活サイトから派生して、成長性のある中堅・中小・ベンチャー企業に特化した就活サイトやキャリアドバイザーがサポートしてくれるエージェント型、企業からのオファーを待つオファー型など、様々な特化型サイトが増えています。

大手就活サイトを利用するだけにとどまらす、専門分野に特化した就活サイトの利用もオススメします。登録は無料で全てのサービスを無料で利用できます。また、サービスを利用して内定を獲得した場合にも料金は発生しません。

○就活ノート

就活ノートは、就活生がつくるリアルな就活情報サイトです。就職活動を経験した大学生が主体となり、就活生の企業に対する口コミ、リアルな選考情報や実際に選考を通過した履歴書・エントリーシートを見ることができ、書き方など役立つ情報も発信しています。

また、面接とグループディスカッションの攻略方法も事細かく書いてあります。緊張を抑える方法から様々なパターンや業界別によっての攻略方法があって、なかなか自分だけでは知りえない情報が多くあります。

さらに、SPIから玉手箱まで多種多様なWebテストの問題集が公開されており、就活のプロの方々がプロならではの目線で就活生にアドバイスする記事もあります。就活は情報戦という面が非常に大きく、無料で登録できるので登録しておいた方が良いでしょう。

☞ 公式サイト:【就活ノート 】のページへ進む

○digmee(ディグミー)

digmeeは、エントリーシートから面接対策、採用選考までを効率化してくれる新卒学生のための就活サイトです。LINEやWebサイトを通して、常に新卒の学生に新しい就活スタイルや最新情報を提供しています。

1度登録をすれば、LINEとWebのどちらのサービスも利用することが可能になっています。LINEではインターンや選考会などのイベント情報がみることができ、また、選考会への申し込みができます。さらに複数社にまとめて一括エントリーが可能です。

一方、digmeeサイト上ではLINEでできることに加え、企業情報をさらに詳しく調べることができ、就活に役立つ記事やコンテンツを見ることができます。

面談後には選考結果のフィードバックをもらえる日本初の「フィードバックシステム」を取り入れており、前の選考でどこが良かったのか、悪かったのかを整理することができるのは大きなメリットになります。

採用選考は一度終わったらそこで終了ではありません。過去の経験を活かして次の選考にのぞむことが可能となります。

  • 行きたい選考会・イベントを見つけ応募するまでに手間がかかる
  • 選考を1社ずつエントリーして受けるのが大変
  • 面接やグループディスカッションうまくできるか不安

Digmeeはこのような悩みを解決します。

☞ 公式サイト:【digmee】 のページへ進む

○キミスカ

マイナビやリクナビを使った就職活動は、自分で求人に応募する必要がありますが、キミスカは自分で応募する必要はなく、企業からオファーをもらうことができるのです。いわば、逆求人型(オファー型)の就職活動サイトといえます。

逆求人型の就職活動サイトでは、就活生が自分のプロフィールを登録します。企業の人事採用担当者がそれを確認して、気になった就活生にスカウトのメッセージを送ることでコミュニケーションが始まります。

過去に参加したインターンや採用選考の経過を登録することで企業にアピールすることができ、就活の経験を無駄にしません。

また、各業界・職種に精通したコンサルタントが多数在籍しており、経験豊富なプロの就職コンサルタントから、個別に面接対策、履歴書添削、ES添削、就職相談など、応募者の就職活動をトータルにサポートを受けることができます。

まずは、キミスカに登録をして、どんな会社からスカウトが届くのか様子をみて、興味が出てきたら、本格的に利用しはじめるとよいでしょう。

☞ 公式サイト:【キミスカ 】のページへ進む

この他にも大手の就活サイトにはない特色を持った就活サイトがあります。

興味のある人はこちらをご覧ください。

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