「コミットメント」という言葉は日本のビジネスシーンでよく使われています。
どのような意味を持つのかよく理解していないまま、なんとなく使っているビジネスマンも多いのではないでしょうか。
カタカナで記される言葉の多くは、外国語に由来することが多く、このような言葉が溢れています。
メディアなどでもよく使われるため、聞き慣れていますが、よく意味を理解できていない人が多いのも事実です。
「コミットメント」とは
コミットメントは英語では動詞のcommit(コミット)として委ねる、そして名詞としてのコミットメントは「責任を持って関わる」「委託、委譲」「責任を持った約束、公約」という意味になります。
ビジネスのシーンでは「しっかり取引先とコミットする」などと使われる言葉です。
仕事でも横文字が増えてきて分かりにくいのですが、先ほどの3つの例でいう3番目、しっかりとした約束という意味です。
契約まではまだ取り付けないが、口頭でしっかりと約束を取り付ける意味合いになります。
英語本来のコミットメントは、有言実行を差し、必ず成し遂げるという強い意思表示になります。
外来語として日本語になったコミットメントは、関与、関わり、確約や公約などを意味しています。
かなり意味合いが広く、誤解を生みやすいのも事実です。
外国人とともにビジネスを行うことも多くなっており、コミットメントの使い方に留意し、将来のトラブルを避けることが大切になります。
「コミットメント」の使い方
1.トップコミットメント
会社の社長などが表明する企業のビジョンや環境問題への取り組みなどの意思や意見をトップコミットメントといいます。
2.〇〇分野へのコミットメント
会社などが環境分野、介護分野など「〇〇分野へのコミットメントを考えている」といった場合には、その分野に積極的に参加していくことを考えているということになります。
3.コミットメントライン
金融業界で使われる言葉です。
あらかじめ設定された融資の期間や限度額を指す「銀行融資枠」、またはそれに関する契約のことをコミットメントラインといいます。
4.コミットメントを使った表現例
- 弊社のトップコミットメントをウェブサイトに掲載する
- 契約上のコミットメントを遵守する。
- 弊社は教育分野へのコミットメントを考えている。
- 東南アジアへのコミットメントを鮮明にしている。
- 弊社のコミットメントラインは1年以内、300万円です。
- 金利に関するコミットメントを明示する。
英語のcommitmentとの違いは?
英語のcommitmentは、自らの信じるものに時間を使おうという思いや、約束、固い決意のこと、または自分の時間を割いて必ずやらなくてはならないもののことを指します。
ビジネスの世界でも同様で「責任を持った関わり」などの意味で使われています。
ただし、英語圏においても日本においてもコミットメント(commitment)はかなり頻繁に、広い意味で使われています。
ビジネスでは「コミット」する勇気が必要!
カタカナのビジネス用語が多く、日本語を使えば確実に伝わるようなことも、わざわざ聞き慣れない言葉に変換する人が少なくありません。
入社当初は初めて聞く言葉も多いことでしょう。
「コミットメント」のようにいろいろな意味を持ち、日本語では1語でニュアンスや意味合いを表しきれない言葉がビジネスシーンで広く使われています。
使い方は様々ありますが、「希望的観測」や「努力目標」に基づいて展開できるほど、ビジネスは甘くはありません。
しかし、自分の職責にからんだことに対して、達成しようとする意欲とコミットする勇気こそ、ビジネスマンには必要なのです。
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