仕事のできる人にとっては、仕事のできない人に対して、なぜできないのかと疑問に思うことがあります。
話をしてみると分かるのですが、話さず仕事の様子を一目見るだけでも、「この人は仕事できそうもないな」と思うことありませんか。
完璧な人間などいませんが、仕事ができない人には共通する特徴があります。
仕事ができないと思われる人の特徴とは一体何か。
仕事ができない人からできる人に改善することができるのかを解説していきます。

忙しくないときでも「今やらなくてもいい簡単な仕事」を後回しにする
たとえば、「メールの返信」、「上司から頼まれた書類の整理」など、特に今やらなくてもいい簡単な仕事があったとします。
仕事ができない人は、この今やらなくてもいい簡単な仕事を後でやればいいと放置します。
しばらくは何も起こりませんが、後からジワリと効いてきます。
忙しい時に限って、先方から「メールの件どうなりましたか」と電話が来たり、上司から「書類の整理終わった?」といわれたりすることがあります。
相手からすると簡単な仕事なので当然終わっているものと思い、確認しているのですが、終わっていないことで印象がかなり悪くなります。
すぐにとりかかっていれば、すぐに終わっていた仕事に後から振り回されることになります。
そして、自分の前後の時系列で仕事する人たちに、漏れなく迷惑をかけてしまうのです。
適度に余裕があるタイミングで、このような簡単な仕事を貯めることがないように意識した方が良いでしょう。
取りあえず仕事にとりかかることをしない
数多くのビジネス書にも書かれていることですが、「仕事ができない人」はとりあえず仕事にとりかかることはしません。
ゆっくり準備して、一気に完成形を目指そうとします。
自分ではこれが完成形と思っていても、上司にとっては未完成の段階と考えているケースは多くあります。
見積書の作成、企画の立案など、まずは「取りあえず」やってみて、その時点で上司の考えと擦り合わせて仕事をすすめる方が良いでしょう。
自分の中でいつまでも試行錯誤しても、それが良い結果に繋がることはほとんどありません。
また、「取りあえず」やってみることで別途準備しなければならないものが出てくる可能性があります。
たとえば、企画書を作成し始めた段階で根拠となる資料を集める必要が出てくるケースがあります。
このようなことが多く発生すると当初考えていたスケジュールが大幅に遅れる可能性が出てくるので、取りあえずとりかかることでスケジュールを見直すことも可能になります。
仕事において完璧な準備というものは非常にハードルが高いので、「取りあえず」やってみて、いくつもの準備と実行を同時進行すると効率よく仕事ができるようになります。
デスクが汚い
デスクが汚いのは書類が整理されていないことの表れで仕事が整理されていないことを示しています。
時間や機会のロスが多く発生する原因となり、仕事が捗りません。
中にはデスクが汚くても頭の中ではきちんと整理されているような特殊な人もいるので「デスクが汚い→仕事ができない」とは断言できませんが、仕事内容を整理することが下手な仕事ができない人はデスクが汚い、すなわち「仕事ができない→デスクが汚い」の関連はあるといえます。

「仕事」と「作業」を分けるのが下手
仕事には付加価値を生まない「作業」が含まれています。
たとえば、「書類の整理」、「名刺の整理」、「入力業務」のような内容が作業に該当するといえます。
これを意識していないと、通常の業務時間帯に取引先や社内調整すべきところで、自分ひとりでもできる「作業」をしてしまうことになりかねません。
このような「作業」は、残業時間や閑散期に対応するのがよく、仕事が捗ります。
適材適所は人のことだけでなく、その業務の性格やタイミングにもいえます。
仕事のミスを共有しようとしない
仕事ができない人は仕事のミスを自分で処理して、そのミスを部署内で共有しようとしません。
もしかしたら、リカバリー方法が間違っているかもしれません。
後々になって他のメンバーに迷惑をかけるかもしれないという意識が欠けており、仕事ができる人の行動ではありません。
自分自身の中ではリカバリー完了と思っていたとしても、上司を伴った謝罪がなければ相手には遺恨が残っていたりすることもあります。
仕事のミスは、グループ全体・部署全体のミスでもあるので、そのメンバーでなるべく事例を共有して当たった方が良いでしょう。
仕事のミスは情報共有しておかないと後々もっと重い足枷をはめることになってしまうがあります。
ましてや、自分だけで仕事のミスの発生すら隠して片付けようとしてしまうのは、言語道断です。
仕事ができる人の行動ができるようになるには?
上記のような振る舞いをしていれば、自分だけでなく同僚の信用も失いかねません。
仕事には鮮度があると考えるべきです。生魚や生肉をそのままにしている状態では腐るので、適切なタイミングで手早く処理をして、加工する必要があります。
仕事も同じような考えで、自分で持ちすぎると腐るので、工程に取り掛かる、もしくは他の人に預けなければいけません。
仕事に対してこのような意識をもつことで「仕事できない人の特徴」についても、スケジューリング、タスク管理、様々な面で方法論が固まってきて、格段に効率よく回せるようになっていきます。
とにかく、仕事を腐らせないようにする意識が必要になってくるのです。
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