「行き違い」と「入れ違い」は何となく違いが分かるような気がしますが、意味も使い方もよく似ていて違いを説明することが難しいように感じます。
特に仕事のとき、どう使い分ければいいか困ってしまうことがあります。
「行き違い」と「入れ違い」の意味の違いと使い分けについて見ていきましょう。
「行き違い」と「入れ違い」の意味の違いとは?
1.「行き違い」とは?
たとえば、Aさんは○○から□□へ行く、Bさんは□□から○○へ行くとした場合、同じ時刻でスタートして、行き方が1通りしかない場合は途中で出会うことができます。
しかし、行き方が複数通りあったり、スタート時刻がずれていたりした場合は出会うことが出来ないことがあります。
この状態を「行き違い」といいます。
また、実際に会う会わないとは異なり、「お互いの意志が疎通せず、誤解などが生じること」の意味でも使われます。
2.「入れ違い」とは?
たとえば、Aさんは会議が終わり、○○会議室から出ました。
一方、Bさんは会議のため、外出先から会社に戻り、○○会議室に入りました。
わずかな時間の差でAさんとBさんが出会わなかった状態を「入れ違い」といいます。
3.「行き違い」と「入れ違い」の違いは?
入れ違いは「入る」「出る」の動作が同時におこなわれています。
行き違いは本来は出会えるはずのものが、どこかがずれていて、出会えなかった状態のことで、入れ違いは一つの場所で出入りがある状態を指しているのが違いとして判ると思います。
「行き違い」と「入れ違い」の使い方の違いとは?
1.行き違いを使うとき
「行き違い」の場合には、「すれ違い」という言葉に置き換えることが出来ます。
具体的には、電話の行き違いや気持ちの行き違いなどがあります。双方が意図している方向が少しずれてるイメージです。
2.入れ違いを使うとき
「入れ違い」を使う場合には出入りがある場所があることが前提になります。
片方が入るとともに片方が出るようなイメージで両方が共存することがない状態です。
具体的には「Aさんと入れ違いにBさんが部屋に入ってきた」などがあります。
3.ビジネスメールでは「行き違い」がよく使われる
ビジネスメールでは相手に催促するために「行き違い」を含むフレーズとして以下のような例文がよく使われます。
- 行き違いでご連絡を頂いておりましたらご容赦ください
- 行き違いでご連絡を頂いておりましたら、その旨お申し付けください
- 行き違いでしたら申し訳ありません
催促するためメールを送ることはよいのですが、行き違いで相手がすでに対応しているときもあります。
催促メールはタイミングが悪いと相手に不快な思いをさせることがあるので、例文のようなひと言を入れておくと相手への配慮が感じられて好感がもてます。
時折、「入れ違い」を使っているケースも見受けれますが、意味を考えると「行き違い」の方がふさわしいように感じます。
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